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脂性肌とは?混合肌との違いとNG習慣7つを医師が徹底解説

2026月1月16日

ドクター写真
ドクター写真

監修者:赤岩 優妃

リゼクリニック リード ドクター

略歴・所属学会


■略歴
東京女子医科大学医学部医学科卒業後、名古屋市立大学病院附属西部医療センター勤務。JA愛知厚生連足助病院、名古屋市立大学病院勤務を経て、湘南美容クリニック(SBC)に入職。「湘南美容クリニック名古屋駅本院」に立ち上げ時から所属し、美容外科医として歴任。
2023年7月に「SBCグループ」傘下にリゼクリニックが参画後、その翌年8月1日より「湘南美容クリニック新宿本院」に所属異動、並びに「リゼクリニック」のリードドクターとして兼任、現在に至る。

■所属学会
日本美容外科学会会員・日本医師会認定産業医・ジュビダームビスタ認定医・厚生労働省指定オンライン診療研修修了医・アメリカ心臓協会ACLSプロバイダー

「肌がすぐベタつくのが嫌でたまらない!毎朝しっかり洗顔して、あぶらとり紙もこまめに使っているのに…」
「冬でも顔がテカテカして恥ずかしい。どうすればサラッとなるの?脂性肌だから仕方ないの?」

肌の不快感はもちろん、「テカリのせいで不潔に見えるのでは…」と、人の目線まで気になってしまいますよね。

脂性肌とは、皮脂の分泌量が通常よりも多い肌質のことです。水分量も通常より多いため、以下のような特徴があります。
脂性肌の特徴
・潤いや弾力はあるが、脂っぽくベタつく
・毛穴が目立ちやすい
・肌のキメが粗い
・ファンデーションが崩れやすい

状態が悪化すると、テカリやベタつきだけでなく、表面の皮脂が参加したり詰まったりして、ニキビ・毛穴詰まり・黒ずみなどの肌トラブルを引き起こしやすくなります。

ただし、肌が脂っぽいからといって、必ずしも脂性肌とは限らない点に注意が必要です。

ベタつきが気になる一方で部分的に乾燥やカサつきを感じる場合は、「脂性肌」ではなく、「混合肌」かもしれません。

このようなケースで「自分は脂性肌だ」と思い込み、皮脂を過剰に取り除くケアを続けてしまうと、乾燥している部分の状態をさらに悪化させてしまうことがあります。

実際に、脂性肌だと思っていた方が、クリニックなどで診断を受けると混合肌だったというケースは決して珍しくありません。

肌悩みを改善するためには、まず自分の肌質を正しく把握し、それに合った対処を行うことが大切です。

本記事では、脂性肌かどうかを判断する方法を示したうえで、原因や改善方法まで詳しく解説します。

この記事を読めばわかること
・脂性肌と他の肌質との違い
・脂性肌かどうかが判断できるチェックリスト
・脂性肌の人がすぐやめるべきNG習慣
・脂性肌を早く改善できる対処法

最後まで読んでいただければ、あなたの肌質と、改善のためにまず何をすればいいかが明確になります。

自分の肌を今より好きになっていくために、しっかり向き合って理解を深めていきましょう。

1.脂性肌とは

脂性肌とは、通常よりも肌の水分量と皮脂の分泌量が多い肌質のことで、「オイリー肌」とも呼ばれます。

皮脂の過剰分泌によって、テカリやベタつき、毛穴目立ちといった症状が現れます。

脂性肌で毛穴が目立つ鼻(イメージ)

<脂性肌で毛穴が目立つ鼻(イメージ)>



脂性肌が悪化すると、ニキビや毛穴詰まり、黒ずみなどの肌トラブルが起こりやすくなるほか、皮脂が酸化して不快なにおいの原因になることもあります。

脂性肌の特徴
・潤いや弾力はあるが、脂っぽくベタつく
・毛穴が目立ちやすい
・肌のキメが粗い
・ファンデーションが崩れやすい

脂性肌の根本原因は皮脂の過剰分泌ですが、ただゴシゴシ洗って皮脂を落とせば良いわけではありません。

肌に必要な潤いまで奪ってしまったり、強い刺激を与えたりすることは、かえって皮脂の過剰分泌を招き、悪循環に陥ってしまう原因になります。

そのため、脂性肌対策で最も重要なのは、余分な皮脂を取り除きつつ、過剰な皮脂分泌を抑える土台を整えることにあるといえるでしょう。

具体的な脂性肌の原因や改善方法については、記事後半の5.脂性肌の人がすぐにやめるべきNG習慣7つと対処法以降で詳しく解説します。

まずは、自分の肌が脂性肌かどうかを確認するために、脂性肌と他の肌質との違いをチェックしていきましょう。

2.脂性肌と似ているけれど異なる「混合肌」との違い

脂性肌と混合肌は、どちらも脂っぽさがあるため混同しがちですが、実は明確な違いがあります。

自分の肌を脂性肌だと思い込み、間違ったスキンケアをしてしまうと、肌状態をかえって悪化させてしまうリスクがあるので注意が必要です。

・脂性肌だと思って洗いすぎてしまい、混合肌の乾燥部分を悪化させる
・混合肌なのに油っぽさを気にして保湿を控えすぎて、乾燥から守ろうと皮脂分泌をさらに増やしてしまう

そこでこの章では、「脂性肌」と「混合肌」の違いを、以下二つの項目に分けて解説していきます。

1.脂性肌と混合肌の違い
2.脂性肌と混合肌の見分け方

しっかり把握していきましょう。

2-1. 脂性肌と混合肌の違い

脂性肌と混合肌の最大の違いは、以下の2点です。

脂性肌と似ているけど異なる「混合肌」との違い
脂性肌→ 顔全体が油っぽくベタつきやすい
混合肌→ ベタつく部分と乾燥する部分が混在する

混合肌の多くのケースでは、皮脂量の多いTゾーンがベタつき、水分量の不足しやすい頬や口元がカサつきます。
※Tゾーン:額〜鼻筋のT字型部分

一方、脂性肌は水分量・皮脂量ともに多く、潤いや弾力はあるものの、顔全体がベタつくのが特徴です。

ただし、2つの肌質には共通点もあります。

・肌のキメが粗い
・Tゾーンや頬の毛穴の開きが目立つ
・鼻周辺にニキビができやすい
・化粧が崩れやすい

一般的に、日本人に最も多い肌質は「混合肌」だといわれています。
気温や湿度の変化が大きい日本では、季節に合わせて肌の水分量、皮脂量ともに増減しやすいためです。

「脂性肌だと思っていたら混合肌だった!」というケースはとても多いので、次項で、より具体的な見分け方を確認していきましょう。

2-2. 脂性肌と混合肌の見分け方

勘違いしやすい混合肌との見分け方を、わかりやすく表記しましたのでご覧ください。

「脂性肌」と「混合肌」の見分け方
【要素/肌質】 脂性肌 混合肌
肌の見た目 顔全体が油っぽい
テカりやすい
Tゾーンは油っぽいが、
頬や目元はカサつく
洗顔後の肌状態 皮脂がすぐ浮いてきて
顔全体がベタつく
頬や目元につっぱり感
Tゾーンだけベタつく
肌表面の感触 手で触れると
全体的にベタつきがある
Tゾーンだけベタつく
ごわつく感じがある
あぶらとり紙を使用 顔全体から油がつく Tゾーンだけ油がつく
化粧の崩れ方 皮脂で顔全体の
化粧が崩れる
Tゾーンは皮脂崩れ
部分的にカサつきや粉吹き

自分の肌質をしっかり見極めることで、改善に向けた適切な対処法が見えてきます。

とはいうものの、肌のお悩みは人によって細かく違っているため、
「この見分け方だと脂性肌だけど、混合肌にもあてはまるところが…」
と、半信半疑の方がいるかもしれません。

そこで次章では、より詳しく確認できる14項目のセルフチェックリストをご用意しました。

リストを使って自分の肌質を正しく判断していきましょう。

チェック!【ツヤ肌とテカリ肌は違う】
透明感のある光をまとった「ツヤ(艶)肌」、憧れますよね。

同じように光って見える「テカリ肌」ですが、2つはまったく別物です。

・「ツヤ肌」の光は、水分と油分のバランスが整い、内側から潤って見える光
・「テカリ肌」の光は、余分な皮脂が表面に浮いてしまっている光

顔を触って指先がベタつくなら、それは残念ながらツヤ肌ではなく、テカリ肌=脂性肌でしょう。

3.自分が脂性肌かどうかを判断する!14項目のチェックリスト

ここまで読んでいただいた方は、脂性肌についての理解がかなり深まったのではないでしょうか。

ただ、肌の状態は季節や体調、生活リズムなどによって変化しやすく、中には、
「脂性肌のことはわかったけど、時期によって肌の調子が違う気がして、自分が脂性肌なのか確信が持てない…」
と、感じている方がいるかもしれません。

そこで脂性肌かどうかを判断できるチェックリストをご用意しました。
A〜C欄の14項目にチェックを入れるだけで、あなたの現在の肌状態が見極められます。

自分の肌と向き合いながら、順に確認していきましょう。
(※判定結果はリスト下に記載します)

A欄(8問)
▢ 洗顔してから数分以内に顔全体がテカって皮脂が出てくる
(※あぶらとり紙をつけると確認しやすいです)
▢ 洗顔してから10分程度何もつけなくてもつっぱらない
▢ 鏡をみるたび、毛穴の開きが気になる
▢ ニキビや吹き出物ができやすく、治りにくい
▢ ファンデーションが皮脂崩れしやすい
▢ 指で頬に触れるとかならず皮脂がつく
▢ あぶらとり紙を使うと、全体に皮脂がつく
▢ 季節に関わらず、顔全体がベタついて重い
B欄(3項目)
▢ 洗顔後、Tゾーンはべたつくのに、頬や口元がつっぱる
▢ 肌全体のベタつきやつっぱりはなく、部分的に脂っぽさ、カサつきがある
▢ 頬に触れるとごわつく感じがある
C欄(3項目)
▢ 顔がテカって皮脂は多いのに、赤みやヒリつきが出やすい
▢ ニキビ・吹き出物が、刺激(摩擦・スキンケア)で悪化しやすい
▢ サリチル酸・レチノールなどの“強めの成分”に反応しやすい

チェック結果に基づく判定は以下の通りです。

A欄の項目に3つ以上チェックが入った

→ 「脂性肌」の可能性が高いです。

次章以降で、脂性肌の原因や対策を確認していきましょう。

A欄の項目1つ以上に加え、B欄に2つ以上チェックが入った

→ 脂性肌ではなく、「混合肌」の可能性が高いです。

下記の記事で混合肌の原因や対策を確認しましょう。
【医師監修】混合肌とは|他の肌質との違いと改善方法を徹底解説

A欄の項目1つ以上に加え、C欄に2つ以上チェックが入った

→ 肌状態として「脂性肌+敏感肌」である可能性が高いです。

本記事と合わせて、下記の記事も参考にしてください。
敏感肌とは外部刺激を受けやすい肌状態のこと!5つの要因と改善方法



繰り返しお伝えしているように、肌悩みを改善するには、自分の肌タイプを正しく見極め、それに合った対策を講じることが大切です。

次章からは、脂性肌を引き起こす原因と対策について解説していきます。
脂性肌と判断された方は、しっかり自身の肌と向き合っていきましょう。

4.脂性肌の原因は遺伝を除き「間違ったスキンケア」×「悪い生活習慣」の可能性が高い

脂性肌は、遺伝的要素を除き、「間違ったスキンケア」と「悪い生活習慣」の組み合わせで起こることが、とても多いです。

1.間違ったスキンケア(洗顔&保湿不足)
皮脂を落とそうとし過ぎると、肌は乾燥を防ごうとして逆に皮脂を過剰に分泌しやすくなる性質があります。
2.悪い生活習慣(偏った食事、睡眠不足、ストレスなど)
生活習慣の乱れは、ホルモンバランスや自律神経の不調につながり、皮脂の分泌が増えやすくなります。

1と2が複合的に作用することで、
・テカリ
・ベタつき
・毛穴づまり・毛穴目立ち
といった脂性肌特有の悩みが目立つようになるのです。

脂性肌の症状に悩むあなたは、以下に当てはまる項目がないでしょうか?

皮脂分泌量が多い背景には、皮脂腺の大きさや活動量といった「遺伝的な体質」も確かにあります。

しかし、生まれ持った肌質ですべてが決まるわけではありません。肌の状態は、毎日のスキンケアや生活習慣、加齢といった後天的な要因で大きく変化するからです。

たとえ体質的に皮脂が出やすい方であっても、正しいケアと習慣で過剰な皮脂分泌をコントロールすることは可能です。 「遺伝だから…」と諦めずに、まずはこの2つの要因を見直すことから始めてみましょう。

次章では、脂性肌の悪循環を生むNG習慣と、その改善策を具体的にご紹介します。
「何を改めるべきか?」が明確になりますので読み進めていきましょう。

5.脂性肌の人がすぐにやめるべきNG習慣7つと対処法

脂性肌の改善のために、すぐにやめるべきNG習慣について解説します。

取り入れやすい対処法も合わせてお伝えしますので、思い当たる習慣がある人は、そこから改めていきましょう。

脂性肌の人がすぐにやめるべきNG習慣7つと対処法
・間違ったスキンケア
・肌に合わない化粧品を使い続ける
・紫外線を無防備に浴びる
・脂質や糖質の過剰摂取
・夜ふかしする
・喫煙・飲酒
・ストレスを溜める

5-1. 間違ったスキンケア

NG習慣の1つめは、皮脂を必要以上に落とそうとする「間違ったスキンケア」です。

皮脂を落とし過ぎると、肌は乾燥を防ごうとして、逆に皮脂を過剰に分泌しやすくなる性質があります。

特に注意したいスキンケアのNG習慣
・強くこするような洗顔やタオルドライ
・熱いお湯で洗う
・1日複数回の洗顔や、あぶらとり紙の頻繁な使用
・常にスクラブ系の洗顔料を使用
・洗顔後、化粧水のみで乳液やクリームを使用しない

脂っぽさが気になって洗顔回数を増やしたり、こすって強い摩擦を加えると、肌が一時的に乾燥状態になり、皮脂分泌がさらに活発になる原因になります。

また、ベタつき防止のために化粧水だけでケアを終わらせる人がいますが、化粧水の水分は乳液やクリームでフタをしないと蒸発してしまい、乾燥を防ぐために皮脂が過剰に分泌されます。

脂性肌のスキンケアのポイントは、「余計な皮脂を分泌させるきっかけを与えないこと」です。

皮脂をコントロールしながら、保湿をしっかり行うことが重要になります。

正しいスキンケアの方法
・洗顔は基本的に朝晩2回
・ぬるま湯(目安は32℃)で洗う
・たっぷりの泡でこすらず、やさしく洗う
・タオルは拭くというより押さえるイメージで使用
・保湿は自分が思うよりしっかりめに行う

さっぱり感を求めてアルコールや清涼剤の入った商品を使用したくなる気持ちはわかりますが、こうした成分は刺激が強いことが多いため、後から皮脂分泌が活発になることがあるため使いすぎに注意が必要です。

また、化粧水のあとは、必ず乳液やクリームでフタをしてください。
油分が多いこってりしたクリームは毛穴づまりの原因になることがあるため、アルコールフリー、オイルフリー、油分控えめといった文言のある製品を使用しましょう。

最後に、強い刺激となるスクラブ系の洗顔料は、週に1回以上は使用せず、刺激を最低限に抑えるスキンケアを徹底しましょう。

5-2. 肌に合わない化粧品を使い続ける

肌に合わない化粧品を使い続けるのは、当然ながらNGです。

「せっかく買ったから…」「脂性肌に良いって聞いているし…」
と、違和感があったり、油分が多く感じたりする化粧品を使い続けていないでしょうか。

肌に合わないということは、「肌が刺激を感じている」ということです。
高価でも、脂性肌向きと表示がある商品でも、あなたの肌には刺激になってしまうことがあります。

また、脂性肌だからと「さっぱり」系の化粧品ばかり選んでいると、アルコールや清涼剤の刺激で、かえって皮脂分泌が活発になってしまうこともあります。
(※さっぱり系の化粧品のすべてがアルコール系、清涼剤入というわけではありません。)

脂性肌だからといって「さっぱり系」だけにこだわるのではなく、肌に必要な潤いはしっかり残しつつ、余分な皮脂だけをコントロールするケアが大切です。

少しでも合わないと感じた化粧品を使い続けるのはやめましょう。

「肌に合わない化粧品を使い続ける」の対処法
・合わないと感じたらその化粧品の使用を、すぐに中止する
→もったいない…と思ってつい使ってしまう場合は、フリマアプリや買取サービスも検討するのがおすすめです。
・新しい化粧品は少量から試し、数日様子をみて、違和感のないものを選ぶ

脂性肌の方におすすめの化粧品の成分(皮脂分泌をコントロールし毛穴ケアができる成分)は以下の通りです。

(配合されていると良い成分の例)
・ビタミンC誘導体
・ナイアシンアミド
・サリチル酸 など

新しく化粧品を購入する際の参考にしてくださいね。

5-3. 紫外線を無防備に浴びる

NG習慣の3つめは、日焼け止めなどの対策をせずに、紫外線を無防備に浴びることです。

紫外線は肌の水分を奪いバリア機能を低下させて、乾燥を加速させます。

結果、乾燥を補うために皮脂の過剰分泌が促され、脂性肌の大きな原因になります。

過剰分泌された皮脂が酸化すると、ニキビや炎症などの肌トラブルにもつながるため、日々の対策が必要です。

紫外線の対処法
・曇りの日、外出しない日も、習慣として日焼け止めを塗る
・日焼け止めは数時間おきに塗り直す ※メイクの上から使えるスプレータイプが便利!
・外出時は帽子・日傘・サングラスなどを着用、日差しの強い日は2つ以上を併用する

曇りの日でも、晴れの日の約60%〜80%もの紫外線が地上に届くといわれています。
室内にいても、窓から紫外線は射し込んでくるため、日焼け止めは毎日の習慣にしてください。

推奨するメイクの順序は以下の通りです。
化粧水→乳液・クリーム→日焼け止め→下地→ファンデーション
UV下地であっても、紫外線対策のため日焼け止めは別塗りすることをおすすめします。

5-4. 脂質や糖質の過剰摂取

脂質や糖分が多い食品は、皮脂の過剰分泌を招きます。

ケーキや白米、パンなど糖質の多い食事、揚げ物、脂っこいスナック菓子や、ファストフードはなるべく控えるようにしてください。

脂質の多い食品が脂性肌を招く理由
脂質の多い食べ物を摂りすぎると、体内で消化しきれなかった脂質が皮脂として排出されます。
→ 皮脂の過剰分泌によって脂性肌が悪化しやすいです。
糖質の多い食品が脂性肌を招く理由
糖質の多い食事は血糖値を急上昇させ、インスリンの分泌を促します。
→ インスリンには皮脂腺を刺激する作用があり、皮脂の分泌量を増加させる働きがあるため、脂性肌が悪化しやすいです。

油分と糖質の両方が多く含まれる揚げ物、ケーキなどは、皮脂分泌をさらに増やして、毛穴づまりやニキビを悪化させる可能性があります。

また、カフェインや香辛料などの刺激物を多く含む食べ物を摂りすぎるのも、過剰な皮脂分泌の原因になります。

脂質や糖質の過剰摂取の対処法
・外食や間食を控え、栄養バランスの取れた食事を心がける
・外食時のメニュー選びに迷ったら「調理法(蒸す・茹でる・焼く)」を見て選ぶ。
例)唐揚げよりも焼き鳥、フライよりも刺身や焼き魚を選ぶ
・いきなりご飯やパンから食べるのではなく、食物繊維(野菜・海藻)から先に食べる
・ポテトチップスを「素焼きナッツ」に置き換えるなど代替品を検討する
・高脂肪、高糖質の食品摂取は週に1回のご褒美、などルールを決めて摂取量を徐々に減らしていく

なお、脂性肌の人におすすめの栄養素、食材は以下の通りです。ぜひ毎日の食事で意識して取り入れていきましょう。

●ビタミンB群(皮脂分泌の調整効果):豚肉、レバー、納豆、ナッツ類 など
●タンパク質(肌の生成効果):鶏のささみ、魚(特に青魚)、豆腐、納豆、卵 など
●食物繊維(余分な脂質の排出をサポート):海藻類、きのこ類、野菜類 など

5-5. 夜ふかしする

夜ふかしも、肌に悪影響を与えるNG習慣のひとつです。

睡眠時間が不足すると、皮脂分泌に関わる男性ホルモンの作用が強まって、脂性肌が悪化します。

寝不足の日ほど、肌のテカりが気になるという経験はないでしょうか。

夜ふかしが脂性肌を悪化させる理由
寝不足の体はストレスや緊張を感じやすくなり、自律神経の「交感神経」(※)が優位に働きます。
交感神経は皮脂分泌に関わる男性ホルモンを活性化させる作用があるため、皮脂の分泌量が増えてしまいます。

※交感神経は、体の活動時に優位となり、心拍数や血圧を上げる「アクセル」の役割を担う。もう一方の副交感神経は、休息時に優位になり、心拍数を下げ、エネルギーを蓄える「ブレーキ」の役割を果たす。

また、寝不足は肌の水分バランスも乱します。

肌の水分が不足すると、肌はこれ以上の水分蒸発を防ごうと皮脂を分泌するため、結果として顔がさらにベタつき、テカってしまいます。

夜ふかしの対処法
・少なくとも6〜7時間の睡眠を毎日確保できるように、スマホ時間などを調整する
・毎日同じ位の時間に眠る習慣をつける
・寝る2時間前から電子機器の利用を控える
・寝る3時間前までに食事を済ませる
・夜のカフェイン摂取はなるべく控える

電子機器(スマートフォン、パソコン)は、ブルーライトで睡眠ホルモン「メラトニン」の分泌を抑え、脳を覚醒させるため、寝つきが悪くなり睡眠の質を低下させます。
寝る2時間前からは利用を控えましょう。

食事を就寝3時間前までに済ませるのは、胃腸への負担を減らして睡眠の質を保つために重要です。

カフェインはアデノシンという眠気を誘う物質の働きをブロックする働きがあるため、就寝前は控えましょう(4時間前までが目安)。

5-6. 喫煙・飲酒

喫煙や過度の飲酒は、脂性肌を悪化させるNG習慣です。

喫煙習慣が脂性肌を招きやすい理由
・煙に含まれる有害物質から皮膚を守ろうとして、肌が皮脂の分泌を活発化させる
・肌の健康に不可欠な体内のビタミンCが大量に消費され、バリア機能が低下して皮脂バランスが崩れやすくなる
・ニコチンが血管を収縮させ、肌への酸素や栄養供給が減少し、ターンオーバー(新陳代謝)が乱れる
飲酒の習慣が脂性肌を招きやすい理由
・アルコールによって毛細血管が拡張して皮脂腺が刺激され、皮脂分泌が活発になる
・ビール、日本酒、カクテルなど糖分の多いお酒は血糖値を上昇させ、インスリン分泌によって皮脂量が増える可能性がある

この他にも、煙草は体内で活性酸素を増やし、皮脂を酸化させて過酸化脂質を作り出し、肌に酸化ダメージを与えます。

また、過度な飲酒は肝臓に負担をかけ、それが肌のくすみや肌荒れにつながることもあります。

良いことが何もない…、と思われるかもしれませんが、実際、肌にとってはその通りなのです。

喫煙・飲酒の対処法
・「1日〇本まで」「寝る前は吸わない(睡眠の質を下げない)」など、ルールを決めて少しずつ減らす
・喫煙習慣がある人は、ビタミンCを意識して補う
・飲酒する際は、お酒と同量の水を交互に飲む
・焼酎、ウイスキー(ハイボール)、ウォッカなどの蒸留酒を選ぶ
※ビール、日本酒、甘いカクテルなどの醸造酒は糖質が高く、皮脂腺を刺激する
・週に1~2日は休肝日を作る

実は、タバコ1本でレモン半個分のビタミンCが失われると言われています。通常より意識的に多くビタミンCを摂り、皮脂による酸化ダメージを防ぎましょう。

なお、お酒の席で出てくる料理やおつまみは糖質、脂質の多いものも多いです。

油っこい食べ物や糖質の高い食べ物は5-4.脂質や糖質の過剰摂取でお伝えしたとおり皮脂の過剰分泌につながるため、意識して枝豆、冷奴、刺身、焼き鳥(塩)など、肝臓の働きを助けるタンパク質を中心に選びましょう。

5-7. ストレスを溜める

NG習慣の最後に挙げておきたいのが、ストレスについてです。

ストレスはホルモンバランスや自律神経を乱すことで皮脂の過剰分泌を促し、脂性肌を悪化させます。

ストレスが脂性肌の悪化を招く理由
・ストレスを感じると、副腎から「コルチゾール」などのストレスホルモンが分泌され、皮脂腺を刺激して皮脂の分泌が促される
・ストレスは自律神経のバランスを崩し、皮脂分泌を活発にする交感神経を優位にさせる
・ストレスで肌のターンオーバー(新陳代謝)を維持する機能が低下し、皮脂が毛穴に詰まりやすくなる

ストレスは習慣にしたくてしているわけではないし、
「避けたくても避けられない」「性格だから…」
と感じられる方もいるでしょう。

それでも肌のためには、ストレスを上手に逃がす工夫を、少しずつでも取り入れることが大切です。

ここでは、ストレスを感じてしまった時の解消方法を3つご紹介します。

ストレスを溜めない対処法
・暮らしの中に運動や散歩を取り入れる
(ネガティブな気分を発散させたり、こころと体をリラックスさせる作用があります)
・緊張を感じたら腹式呼吸をする
(自律神経を整えて、ストレスを軽減させる効果があります)
・音楽を聞いたり、歌を歌う
(音楽には心と体を癒し、ストレスを和らげる効果があります)

腹式呼吸は、以下の手順で行いましょう。

1.お腹に手を当て、鼻から息を吸い込み、ゆっくり口から息を吐き出します
2.息を完全に吐き切ったら、再び鼻から吸い込みます
これを5〜10分ほど繰り返しましょう。

また、人によっては、趣味の場を見つけたり、日記に思いを書き出したりすることがストレス解消につながることがあります。

簡単ではありませんが、自分に合ったストレス発散方法を見つけて、心と肌の健やかさを育てていきましょう。

出典:厚生労働省|こころもメンテしよう|こころと体のセルフケア

6.脂性肌を早期改善し美肌を目指すなら美容クリニックがおすすめ

「NG習慣には気をつけてるのに、脂性肌がなかなか落ち着かない…」
「ニキビ跡や毛穴目立ちが残ったままだと、スキンケアを頑張る気になれない…」

そんなもどかしさを感じているなら、美容クリニックの力を少し借りてみるのもひとつの方法です。

美容クリニックでは、脂性肌の悩みを「根本原因」と「見た目の改善」の両方からアプローチするご提案が可能です。

たとえば、美容クリニックでご提案する脂性肌の方向けの施術には、次のようなものがあります。

施術 内容・効果 価格目安(1回)
プラピール 古い角質を優しく取り除き、美容成分もしっかり肌に届ける“皮むけしない”ピーリング。
→ 透明感・うるおい・ハリUP
16,500円
ケアシス-S 電気の力で美容成分を真皮層まで浸透させる施術。
→ スキンケアでは届かない深部の乾燥やハリ不足にアプローチ
7,800円
ハイドラフェイシャル 毛穴洗浄・ピーリング・吸引・美容液導入が同時に行える人気治療。
→ 毛穴汚れ・黒ずみ・角栓を一掃しつつ、しっとり肌へ
15,000円
スキンボトックス ボトックス(※)を皮膚の浅い層に細かく注入する施術。
→ 毛穴引き締め・皮脂抑制・ハリ感UPで、自然なツヤと透明感を引き出す

※筋肉の動きを抑える薬で、シワ改善や小顔治療・皮脂分泌抑制に使われる
部分:数千円〜
顔全体:約50,000円〜

※ビタミンCなどの内服剤を併用するケースもあります。
※価格は目安であり、施術の種類や方法、回数、薬剤の量、クリニックによって大きく変動します。

・プラピールは毛穴の蓋を除去し、潤いのバリアを整える
脂性肌の人は、皮脂分泌が多いことに加えて、古い角質が肌表面にとどまりやすく、毛穴がふさがれやすい状態。これが、ザラつきやにきびの原因になっています。

プラピールは、LHAやPHAといった刺激の少ない成分を使い、毛穴まわりの皮脂や角質を「削る」のではなく、「やわらかく整えながら」取り除く施術です。
その後、プラチナ成分などの保護・保湿成分を届けることで、皮脂に偏りがちな肌のバランスを整え、健やかなバリア機能をサポートします。

・ケアシス-Sは、美容成分で内側を補い、毛穴を引き締めて余分な皮脂を出させない
脂性肌は皮脂分泌が活発なため、毛穴が開きやすく、皮脂詰まりによるニキビができやすい肌状態。皮脂バランスが乱れることで、ニキビが目立ちやすくなる傾向もあります。

ケアシス-Sは、電気の力を利用して美容成分を肌の奥までやさしく届ける施術です。
肌の内側の潤い環境を整えることで、過剰な皮脂分泌を落ち着かせ、毛穴の引き締めやニキビ・ニキビ跡の改善をサポートします。

・ハイドラフェイシャルは、毛穴に詰まった汚れを一掃する
脂性肌の多くの方が悩んでいる毛穴目立ちや黒ずみは、既に毛穴の奥にたまってしまった角栓や皮脂汚れが原因になっていることが少なくありません。
こうした汚れを、日々の洗顔やセルフケアだけで落とすのは難しく、無理に落とそうとすると、かえって肌の負担になることもあります。

ハイドラフェイシャルは、水流を使って毛穴の汚れをやさしく吸引し、角栓や黒ずみを無理なく取り除く施術です。
汚れを除去したあとに美容液を導入することで、皮脂の酸化を防ぎながら、必要な潤いもキープします。

このように、脂性肌の悩みを「根本原因」と「見た目の改善」の両方からアプローチすることで、最短で肌悩みを解消し、瑞々しい肌を目指すことができるのです。

ただし、施術を受けたからといって、体質や生活習慣まで一度に変えられるわけではありません。
良い状態の肌を長期的に保つためには、普段のスキンケアや生活習慣の見直しも一緒に続けていくことが大切です。

そのため、美容クリニックでの施術は以下のような方におすすめといえるでしょう。

美容クリニックはこんな方におすすめ!
・脂性肌によるつらい症状を、お金をかけてでも、一旦落ち着かせたい人
・(結婚式やイベントなどで)いますぐに肌の見た目を整えたい人
・日毎のケアや根本改善に向けて、まずは自分の肌に自信をつけてモチベーションを高めたい人

美容クリニックには、シミ・たるみ・毛穴・ニキビ・赤みなど、あらゆる肌悩みに多方面からアプローチできる治療法が揃っています。

体質までが魔法のように治るわけではありませんが、自分の肌を今より好きになるための手段として、取り入れてみるのも一案です。

リゼクリニックの脂性肌治療

リゼクリニックで受けられる、脂性肌の治療についてご紹介します。まずはお気軽にご相談ください。

ハイドラフェイシャル

ハイドラフェイシャル

⽔流による⽑⽳洗浄と美容液導⼊で、⽪脂トラブルを抑えながら潤いを与えます。施術直後からトーンアップや肌質の変化をご実感いただけます。

プラピール

プラピール

刺激の少ない成分で⽪脂や⾓質を優しく取り除き、ニキビやザラつきの原因を解消します。プラチナなどの美容成分を同時に補給することで、乱れがちな肌バランスを整え、健やかな素肌へと導きます。

ケアシス-S(イオン導入)

ケアシス-S(イオン導入)

電気の⼒で美容成分を深く浸透させ、肌の潤いバランスを整えることで過剰な⽪脂分泌を抑制します。⽑⽳の引き締めやニキビ・ニキビ跡のケアを同時に⾏い、トラブルの起きにくい肌質へと整えます。

無料カウンセリング予約

※一部の院で取り扱いが無い場合がございますので、
取り扱い院一覧をご確認ください。

7.まとめ

脂性肌とは、皮脂の分泌量が通常よりも多い肌質のことで、「間違ったスキンケア」と「悪い生活習慣」の組み合わせで起こるケースが多いです。

脂性肌にお悩みの方がすぐやめるべきNG習慣は7つ挙げられます。

  • ・間違ったスキンケア
  • ・肌に合わない化粧品を使い続ける
  • ・紫外線を無防備に浴びる
  • ・脂質や糖質の過剰摂取
  • ・夜ふかしする
  • ・喫煙・飲酒
  • ・ストレスを溜める

思い当たる習慣がある人は、そこから改めていきましょう。

この記事が、あなたの肌を見直し、心地よく整えていくためのヒントになれば嬉しいです。