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【写真付】ニキビの種類6つと見分け方を医師が徹底解説

2025月6月16日

ドクター写真
ドクター写真

監修者:赤岩 優妃

リゼクリニック リード ドクター

略歴・所属学会


■略歴
東京女子医科大学医学部医学科卒業後、名古屋市立大学病院附属西部医療センター勤務。JA愛知厚生連足助病院、名古屋市立大学病院勤務を経て、湘南美容クリニック(SBC)に入職。「湘南美容クリニック名古屋駅本院」に立ち上げ時から所属し、美容外科医として歴任。
2023年7月に「SBCグループ」傘下にリゼクリニックが参画後、その翌年8月1日より「湘南美容クリニック新宿本院」に所属異動、並びに「リゼクリニック」のリードドクターとして兼任、現在に至る。

■所属学会
日本美容外科学会会員・日本医師会認定産業医・ボトックスビスタ認定医・ジュビダームビスタ認定医・厚生労働省指定オンライン診療研修修了医・アメリカ心臓協会ACLSプロバイダー

「もしかして、ニキビにも種類があるの?」
「早く治したいけど、種類によってケア方法が違うかもしれない」

このような悩みを抱えていませんか?

実は、一言でニキビと言っても、以下のように種類があり、それぞれ原因や対処法が大きく異なります。

上記のように、ニキビのなかにはセルフケアでは改善が見込めない種類もあります。

それどころかセルフケアによって悪化するリスクがあるために、皮膚科や美容クリニックでの治療が必要になるケースもあるのです。
ニキビを改善するためにケアをしているのに、トラブルが起きるのは絶対に避けたいですよね。

そこでこの記事では、ニキビの種類別にケアや治療方法について徹底的に解説していきます。
この記事を読めば、ニキビの種類について詳しく知り、種類に応じた正しいケアを判断できるようになりますよ。

ぜひ最後までご覧ください。

1.主なニキビの種類6つ

鏡を見るたびにニキビが目に付くと、そのたびに気分が落ち込んでしまいますよね。
気になるニキビはできるだけ早く治したいものです。
冒頭で触れたように、ニキビにはいくつかの種類があり、それぞれ最適なケア方法が異なります。

例えば、セルフケアで改善が期待できるニキビがある一方、セルフケアによって症状が悪化してしまうニキビの種類も存在するのです。
ニキビ改善のための適切なケア方法を知るためにも、まず自分の肌にできたニキビの種類について正しく理解しましょう。

ニキビには、以下の6種類があります。

  痛み 腫れ 見た目 セルフケア 治療
白ニキビ
(閉鎖面皰)
ほとんど目立たない
黒ニキビ
(開放面皰)
ぽつぽつと黒く目立つ
赤ニキビ
(炎症性皮疹)
赤く盛り上がっている (軽度の場合)

推奨
黄ニキビ
(膿疱)
赤く腫れ内部に膿が見える
推奨
紫ニキビ
(嚢腫)
血豆のような赤紫色〜紫色
必要
しこりニキビ
(硬結)
✕※ ✕※ 肌色~赤色の膨らみ
必要

※炎症の有無によって変わる


上記の6種類は、主にその色や症状の進行具合によって分類されます。
次章からは、ニキビの種類ごとに特徴や見分けるポイント、主な原因などについて詳しく解説していきます。


なお具体的なケア方法や治療については、以下の章で詳しく解説します。
「2. 【全種類共通】ニキビを改善するためのセルフケア5つ」
「3. 【種類別】皮膚科で行うニキビの治療方法一覧」
「4. 【種類別】クリニックでおこなうニキビの治療方法一覧」


まずケア方法を知りたいという場合は、こちらをチェックしてください。

「吹き出もの」もニキビの一種です
「吹き出物」という言葉は、ニキビの一種として扱われることがあります。

ただしこれは、主に20代以降の大人にできる赤ニキビや黄ニキビを指して使われる表現であり、前述の6種類のニキビに含まれています。

吹き出物で悩んでいる場合も、その特徴をもとにニキビの種類を判断してみてください。

1-1. ニキビの種類(1)白ニキビ(閉鎖面皰)

白ニキビとは、毛穴が皮脂や角質で詰まり出口が閉じてしまった状態を指し、「閉鎖面皰(へいさめんぽう)」、「コメド(面疱)」とも呼ばれています。

白ニキビは炎症のない「非炎症性ニキビ」であり、赤みや腫れはありません。
指で触れると小さな粒のようなザラザラがありますが、硬さがないため目立ちません。

白ニキビの主な原因は、皮脂の過剰分泌や肌のターンオーバーの乱れによる毛穴詰まりです。
毛穴詰まりが発生する背景には、以下のように様々な理由が挙げられます。

  • ホルモンバランスの変化により、皮脂の分泌が増える
  • 洗顔が不十分で、皮脂や汚れが毛穴に残る
  • 肌質に合わないスキンケアで毛穴をふさぐ
  • もともと皮脂が分泌されやすい肌質である など

白ニキビは比較的発生しやすい初期段階のニキビであり、適切なケアを行えば悪化させずに改善できることが一般的です。

白ニキビはセルフケアでの改善が見込める
白ニキビは、皮膚科やクリニックでの治療は必要なく、セルフケアによる改善が期待できます。

ただし市販のニキビ薬は主に炎症を鎮めることを目的に作られており、毛穴の詰まりの改善はできません。
そのため、スキンケアを中心に角質を整えるケアや皮脂を抑える対策を行いましょう。

白ニキビのケアについて詳しくは、以下の章を参考にしてください。

「3-1. 【必ずしも受診の必要はない】白ニキビ/ 黒ニキビ」

1-2. ニキビの種類(2)黒ニキビ(開放面皰)

黒ニキビとは、毛穴に詰まった皮脂や角質が酸化して黒く変色した状態です。
皮脂や角質の詰まりが進んだことで毛穴が開いており、「解放面皰(かいほうめんぽう)」とも呼ばれています。

白ニキビ同様、非炎症性のニキビで、赤みや腫れはありません。
ただし、白ニキビの状態よりも毛穴に詰まった皮脂や角栓が硬くなっているため、肌を触るとザラザラと感じることが多いです。

黒ニキビが発生する主な原因は、白ニキビの放置です。
白ニキビの発生に気づかず適切なケアが行われなかった場合、黒ニキビへと変化してしまいます。

黒ニキビはセルフケアでの改善が見込める
黒ニキビも、白ニキビと同様にセルフケアによる改善が期待できるニキビです。

黒ニキビでは、角質を整えたり皮脂を抑えたりするスキンケアに加え、酵素洗顔やクレイ洗顔など、角質ケア・毛穴ケアに特化した洗顔も効果的です。

黒ニキビのケアについて詳しくは、以下の章を参考にしてください。

「3-1. 【必ずしも受診の必要はない】白ニキビ/ 黒ニキビ」

1-3. ニキビの種類(3)赤ニキビ(炎症性皮疹)

赤ニキビは、毛穴に詰まった皮脂や古い角質をエサにアクネ菌が増殖している状態です。

「毛穴詰まり」の段階だった白ニキビ・黒ニキビから進行し、肌の内部で炎症が発生しています。
この炎症は肌の免疫反応が始まったサインであり、ニキビの周囲は赤く腫れ、触れると痛みを感じるのが特徴です。

悪化の主な原因としては、初期のニキビを放置してしまうことに加え、過剰な洗顔や無意識に触ってしまう癖などによって、肌のバリア機能が損なわれたことが挙げられます。

軽度の赤ニキビはセルフケアでの改善が見込める
軽度の赤ニキビであれば、市販のニキビ治療薬を活用するなど、セルフケアで改善できる可能性があります。

ただし、前述の通り赤ニキビができている時点ですでに皮膚の内部では炎症が起きている状態です。
放置すれば悪化しやすく、自己流のケアによって膿がたまったり、ニキビ跡が残ったりするリスクも高まります。

痛みや赤みが強くなってきた場合は、悪化のサインと考え、早めに皮膚科を受診することが大切です。

赤ニキビのケアについて詳しくは、以下の章を参考にしてください。

「3-2. 【セルフケアで改善が期待できる】赤ニキビ(炎症性皮疹)」

1-4. ニキビの種類(4)黄ニキビ(膿疱)

黄ニキビは、赤ニキビの炎症がさらに進行し、毛穴の内部に膿が溜まってしまった状態です。
赤ニキビよりも炎症が進行しており、赤く腫れたニキビの中心に、白または黄色っぽい膿が見えるのが特徴です。

悪化の原因には、不衛生な環境での生活やニキビの触りすぎ、さらには睡眠不足やストレスによる免疫力の低下などが挙げられます。

アクネ菌に加え、黄色ブドウ球菌など他の細菌が侵入していることが多く、症状が悪化しやすくなっているため、一層適切なケアが求められます。

黄ニキビはセルフケアでの改善は難しい
黄ニキビまで悪化している場合、改善には皮膚科の受診が必要です。

自己流のケアをしたり、無理に自分で膿を出そうとしたりすると、傷口からさらに菌が侵入して症状が悪化する恐れがあるため、絶対に避けてください。

なお、膿が自然に出てしまった場合には、まず消毒をしたうえで無菌ガーゼを当てて患部を清潔に保ちましょう。
その後はできるだけ早めに皮膚科を受診することが大切です。

黄ニキビのケアについて詳しくは、以下の章を参考にしてください。

「3-3. 【医療機関の受診を推奨】黄ニキビ(膿疱)」

1-5. ニキビの種類(5)紫ニキビ(嚢腫)

紫ニキビとは、黄ニキビの炎症がさらに悪化し、膿に血が混ざることで患部が紫色や赤黒い色に変色した状態のニキビです。

見た目は大きく腫れ上がり、赤ニキビや黄ニキビと比べてもさらに盛り上がっているのが特徴です。
あざや血豆のような赤紫〜紫色をしており、皮下出血や内出血を伴うこともあります。

炎症は非常に強く皮膚の奥深くにまで達しているため、何もしていなくてもズキズキと痛みを感じたり、少し触れるだけでも強い痛みが生じたりします。

紫ニキビの改善には皮膚科の受診が必要
紫ニキビは皮膚が重度の炎症を起こしており、セルフケアで対応できる範囲を大きく超えています。

改善のためには、皮膚科での専門的な治療が必要です。
適切な治療を行わないまま放置すると、しこりや腫れが長期間残るだけでなく、色素沈着やクレーター状のニキビ跡が残る可能性が高くなります。

さらに紫ニキビは、複数の種類のニキビが混在しているような複雑なケースも多いため、専門家の判断にもとづいた最適なケアを受けることが重要です。

紫ニキビのケアについて詳しくは、以下の章を参考にしてください。

「3-4. 【医療機関での治療が必要】紫ニキビ(嚢腫)」

1-6. ニキビの種類(6)しこりニキビ(硬結)

ニキビが慢性的に悪化すると、炎症が皮膚の深い層にまで広がり、「しこりニキビ」と呼ばれる状態になります。

これは「硬結(こうけつ)」とも呼ばれ、一度できてしまうと自然に消えることはほとんどなく、長期間にわたって肌の内部に残り続けるのが特徴です。

見た目や痛みの感じ方は、炎症の有無によって大きく変わります。

炎症が続いている間 ・赤く腫れた膨らみ
・軽く触れただけでズキズキと強い痛みを伴う
炎症が引いた後 ・肌色〜赤色の膨らみ
・しこり部分を押すと軽い痛みや不快感がある

見た目には目立ちにくいこともあるしこりニキビですが、ニキビの最終段階ともいえる深刻な状態です。
放置せず、できるだけ早く皮膚科などの医療機関に相談しましょう。

しこりニキビの改善には皮膚科の受診が必要
しこりニキビまで進行してしまった場合、セルフケアでは改善が見込めません。

改善には、ステロイド注射でしこりを柔らかくして小さくしたり、切開してしこりを摘出する手術を行ったりする必要があります。

しこりニキビのケアについて詳しくは、以下の章を参考にしてください。

「3-5. 【医療機関での治療が必要】しこりニキビ(硬結)」

2.【全種類共通】ニキビを改善するためのセルフケア5つ

ここまで、ニキビの種類について詳しく解説してきました。

自分のニキビの種類について理解したところで、「どうしたら改善できるの」という部分について、より詳しく知りたいですよね。

まずは、ニキビを改善するためのセルフケアとして、以下の5つを紹介します。

  • 市販薬やクリニックの治療薬を活用する
  • 洗顔は優しく、過不足なく行う
  • ニキビケアに効果的なスキンケア製品を選ぶ
  • サプリメントを活用して栄養を補う
  • 肌に触れる日用品を清潔に保つ

なお、黄ニキビ・紫ニキビ・しこりニキビといった、セルフケアだけでは改善が難しい種類のニキビであっても、セルフケアは続けることが大切です。

なぜなら、こうした重症化したニキビも、多くは白ニキビや黒ニキビといった初期段階から始まっているからです。
新たなニキビの発生を防ぐためにも、セルフケアを徹底して行いましょう。

それでは、それぞれのセルフケアの内容を詳しく解説します。

2-1. 市販薬やクリニックの治療薬を活用する

ドラッグストアで購入できる市販薬やクリニックで処方される外用薬は、ニキビを改善するためのセルフケアとして効果的な方法の一つです。

ただし、ニキビには複数の種類があり、それぞれ適した成分が異なります。
市販薬を選ぶときは、パッケージに記載されている「対象となるニキビの種類」や「配合されている成分」をよく確認しましょう。

次に、ニキビの種類別におすすめの成分を紹介します。

<白・黒ニキビ>
イオウ
・角質溶解作用があり、毛穴に詰まった皮脂や古い角質を取り除く
・殺菌作用と抗炎症作用があり炎症性ニキビでも使用できる
・乾燥しやすいため、使用後は必ず保湿を行う
<赤ニキビ>
イソプロピルメチルフェノール
(IPMP)
・殺菌作用があり、アクネ菌の繁殖を防ぐ
<赤ニキビ>
グリチルリチン酸2K
・抗炎症作用があり、ニキビの赤みや炎症を抑える
<赤ニキビ>
アラントイン
・抗炎症作用により炎症を抑える
・バリア機能を整え、肌の再生をサポートする
<赤ニキビ>
サリチル酸
・角質溶解作用があり、毛穴の詰まりを防ぐ
・抗菌作用があり、アクネ菌などの増殖を抑える
<赤ニキビ>
レゾルシン
・角質溶解作用と殺菌作用を併せ持つ
・サリチル酸と併用されることが多い
【処方薬】
ディフェリンゲル
(アダパレン)
・角質の増殖を抑え、毛穴詰まりを改善する
・毛穴詰まりを防ぎ、ニキビの発生を防ぐ
【処方薬】
クリンダマイシン軟膏
・アクネ菌の増殖を抑え、腫れや赤みを改善する

これらの薬を使う際は、製品ごとの用法用量を守ることが大切です。
塗りすぎや使いすぎは期待する効果がでないばかりか、刺激によってニキビが悪化する可能性があるため注意してください。

なお白ニキビや黒ニキビの場合は、美容液などスキンケアによる対策を取り入れる方法もおすすめです。

スキンケアの選び方について詳しくは、「2-3. ニキビケアに効果的なスキンケア製品を選ぶ」で解説します。

2-2. 洗顔は優しく、過不足なく行う

ニキビの改善や予防のためには、毎日の洗顔が大切です。
朝晩2回の洗顔で毛穴の皮脂や汚れを落とせるように、効果的な洗顔を行いましょう。

洗顔をするときのポイントは以下の通りです。

  • 肌をゴシゴシこすらない(シャワーを直に当てるのもNG)
  • 泡立てネットなどを活用して弾力のある泡で洗う
  • 30〜34℃のぬるま湯を使って洗う
  • 洗顔後は、清潔なタオルでポンポンと押さえるように拭く

繰り返しになりますが、洗顔は朝晩の2回が基本です。

皮脂が気になるときには、何度も洗顔したくなるかもしれませんね。
しかし過剰な洗顔は肌のバリア機能を傷つける恐れがあり、逆にニキビを悪化させる可能性があります。

そのため、朝晩2回の洗顔で皮脂や汚れを落とすことを心がけましょう。
また、洗顔をした後はすぐに保湿ケアを行い、乾燥を防ぐことが大切です。

2-3. ニキビケアに効果的なスキンケア製品を選ぶ

ニキビのセルフケアを行ううえでは、スキンケア製品の選び方にも工夫が必要です。

ニキビケアに適したスキンケア製品は、以下のような成分が含まれている製品を選びましょう。

含まれている良い成分
<保湿成分>
・ヒアルロン酸
・セラミド
・グリセリン
・スクワラン
・アミノ酸(アスパラギン酸、グリシン など)
含まれている良い成分
<皮脂抑制成分>
・ビタミンC誘導体
・ナイアシンアミド
除外すべき成分
※洗顔料や洗髪料も注意
・アルコール(エタノール)
・メントール・ミント系成分
・洗浄力の強い界面活性剤(ラウリル硫酸Naなど)

「低刺激」「アルコールフリー」「香料・着色料フリー」「パラベンフリー」などの表記があっても、必ず成分を確認してください。

「ノンコメドジェニックテスト済み」の製品もおすすめ
最近では、「ノンコメドジェニックテスト済み」と表示された化粧品やスキンケア製品が増えています。

この表示のある製品は、試験によってニキビの初期段階である面皰(コメド)ができにくい処方であることが確認されています。

すべての人にニキビができないと保証されているわけではありませんが、皮脂の多さやニキビが気になる人にとっては、おすすめの製品といえます。

2-4. サプリメントを活用して栄養を補う

ニキビを改善するためには、市販薬やスキンケアによる肌表面のケアだけでなく、肌の代謝を整えるビタミンやミネラルなどの栄養素を補うことも大切です。

栄養素は普段の食事からも摂取できますが、忙しかったり食事が偏りがちだったりする場合は、市販のサプリメントを活用して補うのもおすすめです。

具体的には、以下のような栄養素を意識して取り入れるとよいでしょう。

ビタミンB群
(B2・B6)
・皮脂の過剰分泌を抑え、皮脂づまりを防ぐ
ビタミンC ・炎症の悪化を防ぐ
・ニキビ跡などのニキビや色素沈着を軽減する
・コラーゲン生成を促進し、肌の修復を助ける
ビタミンE ・血行を促進して肌のターンオーバーを整える
・抗酸化作用があり、肌の酸化ダメージを抑える
亜鉛 ・肌のターンオーバーを正常化し、角質の厚みや毛穴詰まりを防ぐ
・皮脂の過剰分泌を抑え、皮脂づまりを防ぐ
乳酸菌・ビフィズス菌など ・腸内環境を整えることで、肌状態の改善を促す

ただし、サプリメントを利用する際は、用法や用量を守ることが大切です。
特に複数のサプリメントを併用していると、同じ成分を重複して摂取してしまい、過剰摂取になる恐れもあるため注意してください。

2-5. 肌に触れる日用品を清潔に保つ

メイク道具やスマートフォンなど、身の回りのものを清潔に保つことも、ニキビ対策では大切です。

なぜなら、これらの日用品には気づかないうちに皮脂や汗、雑菌が溜まりやすいからです。
そうした汚れた日用品が肌に触れると、毛穴を詰まらせたり細菌感染を引き起こしたりして、ニキビの発生・悪化につながってしまいます。

具体的には、次のようなポイントに注意するとよいでしょう。

メイクブラシ ・パフ ・ブラシやパフ、スポンジは、週に1回は洗浄/交換する
・メイク道具は他人と共用しない
枕カバー
・シーツ
・週に1〜2回を目安に洗濯/交換する
・洗濯が難しい場合は、枕の上に清潔なタオルなどを敷き、交換する
スマートフォン ・1日1回以上、アルコール除菌シートなどで拭きとる
・通話後には毎回画面を拭く
・イヤホンやスピーカーモードを使って直接肌に触れないようにする
眼鏡 ・専用クリーナーや柔らかい布でこまめに拭き取る
・定期的に丸洗いや超音波洗浄機を使って汚れを落とす
フェイスタオル
・マスクなど
・毎日交換し、常に清潔なものを使用する
・洗濯後は風通しのよい場所でしっかりと乾かし、雑菌の繁殖を防ぐ

これらの日用品を清潔に保つことは、シンプルながら効果的なニキビ予防・改善の方法です。
肌に触れる日用品は、こまめな交換や清掃・洗濯を心がけましょう。

3.【種類別】皮膚科で行うニキビの治療方法一覧

前章では、ニキビを改善するためのセルフケアについて解説しました。
繰り返しお伝えしているように、一部の重症化しているニキビはセルフケアだけでの改善が難しいため、皮膚科での治療が必要です。

また、必ずしも受診が必要とはいえない段階のニキビでも、皮膚科を受診することで、より早く確実に改善できるケースも少なくありません。

ここからは、皮膚科で行われる以下の主な治療について詳しく解説していきます。

主な治療 改善までの期間
(目安)
白ニキビ/黒ニキビ ・面皰圧出
・外用薬の処方
1週間
赤ニキビ
(炎症性皮疹)
・抗炎症作用がある外用薬の処方
・毛穴の詰まりを改善する外用薬の処方
1週間
黄ニキビ
(膿疱)
・膿の除去
・抗炎症作用がある外用薬の処方
・毛穴の詰まりを改善する外用薬の処方
2〜3週間以上
紫ニキビ
(嚢腫)
・膿や血液の排出
・抗炎症作用がある外用薬の処方
・毛穴の詰まりを改善する外用薬の処方
・ステロイド(外用薬)の処方
数か月~数年
しこりニキビ
(硬結)
・ステロイドの局所注射
・しこりの外科的切除
・経口抗生物質の投与
3か月~半年

それでは、みていきましょう。

3-1. 【必ずしも受診の必要はない】白ニキビ/ 黒ニキビ

白ニキビ/ 黒ニキビの場合、必ずしも受診の必要はありません。
しかし、ニキビを繰り返す場合や広範囲に及ぶ場合には皮膚科での治療も検討しましょう。

皮膚科では、主に以下のような治療を行います。

面皰圧出
(コメド圧出)
専用の器具を使って、毛穴に詰まった皮脂や角栓を押し出す
毛穴に小さな穴をあけて内容物を除去することもある
外用薬の処方 毛穴の詰まりを改善するための外用薬を処方する
主な薬剤は、ディフェリンゲル(アダパレン)や過酸化ベンゾイルなど

3-2. 【医療機関の受診を推奨】赤ニキビ(炎症性皮疹)

炎症を伴う赤ニキビの場合、主に以下のような外用薬の処方を行います。

  • 毛穴詰まりを改善する
     (例:ディフェリンゲル(アダパレン)や過酸化ベンゾイルなど)
  • 抗菌/抗炎症作用がある
     (例:クリンダマイシン軟膏やミノサイクリンなど)

上記の外用薬による治療は、効果を実感するまでに1週間ほどかかると考えておきましょう。

これは、国内の臨床試験において、アダパレンの使用開始から1週間目に皮疹の数が減少し始める傾向が確認されているためです。(出典:日本皮膚科学会ガイドライン 尋常性痤瘡・酒皶治療ガイドライン 2023

さらに明らかな改善が見られたのは、使用開始から12週間(約3か月)後とされています。

3-3. 【医療機関の受診を推奨】黄ニキビ(膿疱)

黄ニキビは改善に時間がかかりやすく、ニキビが目立たなくなるまで2〜3週間以上かかる場合もあります。

黄ニキビを改善するためには、皮膚科を受診し、以下のような治療を受けることが大切です。

膿の除去 ニキビを切開したり専用の器具を使ったりして、内部の膿を除去する
外用薬の処方 ・毛穴詰まりを改善する
 (例:ディフェリンゲル(アダパレン)や過酸化ベンゾイルなど)

・抗菌/抗炎症作用がある
 (例:クリンダマイシン軟膏やミノサイクリンなど)

なお、膿の除去は皮膚科医の専門的な技術によって行われる処置です。

自己判断で行うと、ニキビ跡が残ったり細菌感染を引き起こして症状が悪化したりする危険があるため、必ず皮膚科を受診しましょう。

3-4. 【医療機関での治療が必要】紫ニキビ(嚢腫)

前述の通り、紫ニキビは複数のニキビが混在したり、広範囲に発生したりすることも多いため、医師のもとで計画的に治療を行うことが重要です。

紫ニキビを改善するためには、必ず皮膚科を受診して以下のような治療を受けましょう。

膿や血液の排出 ニキビを切開したり、専用の器具を使ったりして膿や血を排出する
外用薬の処方 ・毛穴詰まりを改善する
 (例:ディフェリンゲル(アダパレン)や過酸化ベンゾイルなど)

・抗菌/抗炎症作用がある
 (例:クリンダマイシン軟膏やミノサイクリンなど)
ステロイドの処方 強い抗炎症作用をもつ外用薬。
炎症を引き起こす免疫細胞の働きを抑えて炎症や腫れを一時的に抑える

紫ニキビを改善するには、赤ニキビや黄ニキビと同様にまず膿や炎症を抑える治療を行う必要があり、この治療には数週間かかります。

さらに、ニキビ跡になってしまった部分は、肌のターンオーバーを整えながら、数か月かけて少しずつ色素を排出していく必要があります。

このように、炎症の抑制と色素沈着の改善という2段階の過程をたどるため、目立たなくなるまでには時間がかかり、改善まで数か月~数年を要することが一般的です。

3-5. 【医療機関での治療が必要】しこりニキビ(硬結)

紫ニキビと同様に重症ニキビの一種であるしこりニキビも、市販薬やセルフケアでは改善できません。

炎症が落ち着くと赤みや痛みは軽減しますが、内部に残ったしこりは自然に消滅しないため、皮膚科での以下のような治療が必要です。

ステロイドの
局所注射
炎症を抑える。
硬いしこりを軟化・縮小させる
外科的切除 皮膚を切開して、しこりを取り除く
経口抗生物質
の投与
服用によって炎症を抑え、症状の悪化を防ぐ
主に、ドキシサイクリンやミノサイクリンなど

しこりニキビが治るまでの期間は、しこりの大きさや深さによって異なります。
比較的小さなしこりであれば、ステロイド注射による処置によって1〜3か月程度で縮小し、硬さがやわらぐことがあります。

一方で、しこりが大きい場合は、注射だけでの改善が難しく、外科的に摘出する手術が検討されます。

手術後は、傷口が安定するまでに1〜2週間ほどかかり、さらに傷跡が目立たなくなるまでには、数か月から半年を要するのが一般的です。

4.【種類別】クリニックでおこなうニキビの治療方法一覧

前章では、皮膚科によるニキビ治療について解説しました。

「1. 主なニキビの種類6つ」でも触れたように、ニキビの治療は皮膚科に限らず、美容に特化したクリニックでも受けることが可能です。

クリニックでの治療は自由診療となり自費での対応になりますが、炎症の抑制や色素沈着の軽減など、比較的早く効果が実感できるケースもあります。
より早く、よりきれいにニキビを改善したいと考えている場合は、皮膚科での治療に加え、クリニックでの美肌治療を検討するのがおすすめです。

クリニックでは、主に以下のようなニキビ治療が行われています。

ニキビの種類 費用の目安
ケミカルピーリング 白ニキビ/黒ニキビ 5,000〜16,000円
イオン導入 白ニキビ/黒ニキビ 3,000〜8,000円
光治療(LED) 赤ニキビ(炎症性皮疹)
黄ニキビ(膿疱)
紫ニキビ(嚢腫)
5,000円
光治療(IPL) ・赤ニキビ(炎症性皮疹)
黄ニキビ(膿疱)
紫ニキビ(嚢腫)
1~2万円
レーザー治療(Vビーム) 赤ニキビ(炎症性皮疹)
黄ニキビ(膿疱)
紫ニキビ(嚢腫)
2万~3万5000円
イソトレチノインの処方 赤ニキビ(炎症性皮疹)
黄ニキビ(膿疱)
紫ニキビ(嚢腫)
しこりニキビ(硬結)
1~2万円
(20mg/30日分の場合)
高周波治療(アグネス) 黄ニキビ(膿疱)
紫ニキビ(嚢腫)
しこりニキビ(硬結)
5~7万円

それでは、ニキビの種類別にそれぞれの治療についてみていきましょう。

なお、上記のようなクリニックでの治療は、多くの場合継続して受けることで効果が期待されます。
それに伴い、治療の費用も継続的に発生する点に注意してください。

4-1. 【白/黒ニキビ】ケミカルピーリング

ダウンタイムの目安 金額の目安/顔全体
なし 5,000〜16,000円

ケミカルピーリングは、肌の表面に専用のピーリング剤を塗布し毛穴詰まりの原因となる角栓や皮脂汚れを除去することで、初期段階のニキビを改善する治療です。

定期的に施術を行うことで肌のターンオーバーが整い、皮脂分泌の抑制や毛穴の縮小効果も期待できます。

ケミカルピーリング後の肌は、古い角質が取り除かれているため、美容成分が浸透しやすい状態です。
相乗的な効果が期待できることから、一般的にイオン導入などの治療と併用して行われます。

4-2. 【白/黒ニキビ】イオン導入

※ケミカルピーリングと併用

ダウンタイムの目安 金額の目安/顔全体
なし 3,000〜8,000円

イオン導入は、専用の機器を使って微量の電流を肌に流し、美容成分を肌の奥まで浸透させる治療です。

通常のスキンケアでは届きにくい成分を効率よく届けることで、ニキビやニキビ跡の改善をはじめ、様々な肌悩みに対する効果が期待できます。

使用する薬剤の種類によって得られる効果は異なり、ニキビ治療では主に以下のような成分の薬剤が使用されます。

  • ビタミンC…皮脂分泌の抑制/色素沈着の改善 など
  • プラセンタ…肌バリアの修復/保湿/炎症の抑制
  • トラネキサム酸…炎症の鎮静/色素沈着の予防 など

なお、イオン導入単独で行われることは少なく、ケミカルピーリングで古い角質を除去した後に組み合わせて行うのが一般的です。

4-3. 【赤/黄/紫ニキビ】光治療(LED)

ダウンタイムの目安 金額の目安/顔全体
なし 5,000円

LED光治療は、赤・青・黄などの異なる波長の光を肌に照射することで、ニキビの原因に働きかける治療法です。

光にはそれぞれ異なる作用があり、以下のような作用があります。

青色LED ・皮脂の分泌を抑え、毛穴を引き締める
・アクネ菌を殺菌し、炎症を抑える
赤色LED ・赤みや色素沈着、ニキビ跡を改善する
・コラーゲンの生成を促し、肌のハリやキメを整える
黄色LED ・リンパの流れを促進し、むくみやたるみを改善する
・ターンオーバーを整え、肌の代謝を正常化する

LED光治療は刺激が少なく、継続的に受けることで効果を高めていくタイプの治療です。

また、ケミカルピーリングやイオン導入などの治療と併用することで、より高い相乗効果が期待できます。

4-4. 【赤/黄/紫ニキビ】光治療(IPL)

ダウンタイムの目安 金額の目安/顔全体
1~9日 1~2万円

IPL光治療は、複数の波長を含んだ広範囲な光を肌に照射することで、多様な効果が期待できる光治療です。

ニキビに対しては、以下の効果が期待できます。

  • アクネ菌を殺菌し、炎症性ニキビを改善する
  • 皮脂腺の働きを抑え、皮脂の過剰分泌を抑制する
  • ニキビによる赤みや色素沈着を軽減する
  • 肌のターンオーバーを促進し、毛穴詰まりを改善する

上記のほかに、毛穴の引き締めや肌のトーンアップなど、幅広い肌悩みに対応できることから、IPL光治療は多くのクリニックで導入されています。

4-5. 【赤/黄/紫ニキビ】レーザー治療(Vビーム)

ダウンタイムの目安 金額の目安/顔全体
数日~1週間 2万~3万5000円

Vビームは、血液中のヘモグロビンに反応して色素を破壊するレーザーを用いた治療法で、炎症性ニキビやニキビ跡の赤みの改善に効果的です。

赤みの原因となる「拡張した毛細血管」を選択的に破壊・収縮できるため、赤みの強いニキビや赤いニキビ跡を効果的に改善することが可能です。

Vビームによるレーザー治療では、1回の照射でも改善効果を実感できるケースがあります。

ただし通常は3〜4週間ごとに複数回の施術を継続して受け、肌質改善やニキビの再発予防につなげていくのが一般的です。

4-6. 【赤/黄/紫/しこりニキビ】イソトレチノインの処方

ダウンタイムの目安 金額の目安/顔全体
なし 1~2万円
(20mg/30日分の場合)

イソトレチノインはビタミンAの一種であるレチノイド系の内服薬で、重度のニキビ治療に用いられます。

海外では一般的に使用されている治療薬ですが、日本では処方が限られており、一部の自由診療クリニックでのみ取り扱われています。

この薬は、皮脂腺の働きを抑えて皮脂の分泌を減らし、ニキビを根本から改善することを目的としています。

さらに、肌のターンオーバーを整えたり、炎症を鎮めたりする作用もあり、ニキビの原因に対して多角的にアプローチできるのが特徴です。

4-7. 【黄/紫/しこりニキビ】高周波治療(アグネス)

ダウンタイムの目安 金額の目安/顔全体
数日~1週間 5~7万円

アグネスは、繰り返すニキビに対して、その原因そのものにアプローチする治療法です。

極細の専用針を使って皮膚の奥にある皮脂腺に高周波の電流を照射し、ニキビの原因となる皮脂腺を物理的に破壊します。
これにより、皮脂の過剰分泌を引き起こす根本的な原因を取り除くことができ、同じ場所にニキビが再発しにくくなります。

さらに、一度破壊された皮脂腺は再生しにくいため、再発リスクの低い肌環境を目指すことが可能です。

5.自己判断は危険!ニキビは複数の種類が混在している可能性も高い

「自分のニキビがどの種類なのかいまいち判別できない」
「今までだってセルフケアをしてきたけど、改善しなかった」

この記事を読んで、上記のように悩んでいませんか?
実はその肌悩みはニキビではなく、すでに「ニキビ跡」になっている可能性があります。

ニキビに悩んだときは、クリニックに相談しましょう。
なぜなら、見た目だけでニキビの種類やニキビ跡との違いを見分けるのは非常に難しいからです。

以下の画像は、紫ニキビと色素沈着によるニキビ跡の画像です。

この画像からも、見た目だけでニキビを判別することの難しさがわかるかと思います。

このように、ニキビの判別には専門的な知識と経験が必要です。
自己判断でのスキンケアは、ニキビの症状を悪化させてしまうことも少なくありません。

実際に、次のようなケースがよくあります。

  • 赤みをまだニキビと思い込み、ピーリングを続けた結果、実はすでにニキビ跡となっており、刺激で肌が荒れた
  • 皮脂を取りすぎるケアを自己判断で続けたことで乾燥を招き、肌荒れが慢性化した
  • 肌色の腫れをニキビ跡と誤解していたが、実際はしこりニキビで、治療が必要な状態だった
  • ニキビ跡に美白ケアをしていたが、実は紫ニキビで、刺激の強いケアによって色素沈着が悪化した

このような肌トラブルを避けるためには、「これは何ニキビだろう?」と悩んだ時点でクリニックに相談するのがおすすめです。

6.まとめ

この記事では、ニキビの種類について詳しく解説しました。
最後に記事の内容をまとめていきます。


〇ニキビには、主に以下の6種類があります。

〇ニキビには、主に以下の6種類があります。

  • 市販薬やクリニックの治療薬を活用する
  • 洗顔は優しく、過不足なく行う
  • ニキビケアに効果的なスキンケア製品を選ぶ
  • サプリメントを活用して栄養を補う
  • 肌に触れる日用品を清潔に保つ

〇重症化したニキビを改善したい場合や再発を防ぎたい場合は、皮膚科を受診して治療を受けましょう。

皮膚科では、主に以下のようなニキビ治療を行います。

主な治療 改善までの期間
(目安)
白ニキビ/黒ニキビ ・面皰圧出
・外用薬の処方
1週間
赤ニキビ
(炎症性皮疹)
・抗炎症作用がある外用薬の処方
・毛穴の詰まりを改善する外用薬の処方
1週間
黄ニキビ
(膿疱)
・膿の除去
・抗炎症作用がある外用薬の処方
・毛穴の詰まりを改善する外用薬の処方
2〜3週間以上
紫ニキビ
(嚢腫)
・膿や血液の排出
・抗炎症作用がある外用薬の処方
・毛穴の詰まりを改善する外用薬の処方
・ステロイド(外用薬)の処方
数か月~数年
しこりニキビ
(硬結)
・ステロイドの局所注射
・しこりの外科的切除
・経口抗生物質の投与
3か月~半年

〇ニキビ跡まできれいに治したい場合や、より早く確実にニキビを治したい場合には、クリニックの受診がおすすめです。

クリニックでは、以下のように幅広い施術が可能です。

ニキビの種類 費用の目安
ケミカルピーリング 白ニキビ/黒ニキビ 5,000〜16,000円
イオン導入 白ニキビ/黒ニキビ 3,000〜8,000円
光治療(LED) 赤ニキビ(炎症性皮疹)
黄ニキビ(膿疱)
紫ニキビ(嚢腫)
5,000円
光治療(IPL) ・赤ニキビ(炎症性皮疹)
黄ニキビ(膿疱)
紫ニキビ(嚢腫)
1~2万円
レーザー治療(Vビーム) 赤ニキビ(炎症性皮疹)
黄ニキビ(膿疱)
紫ニキビ(嚢腫)
2万~3万5000円
イソトレチノインの処方 赤ニキビ(炎症性皮疹)
黄ニキビ(膿疱)
紫ニキビ(嚢腫)
しこりニキビ(硬結)
1~2万円
(20mg/30日分の場合)
高周波治療(アグネス) 黄ニキビ(膿疱)
紫ニキビ(嚢腫)
しこりニキビ(硬結)
5~7万円

自己判断で誤ったニキビケアを行うと、症状が悪化したりニキビ跡が残ったりするリスクが高まります。
ニキビで悩んだときには、まずクリニックに相談し、適切なケアを行いましょう。