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【イラストでわかる】ニキビ跡の種類4つと治療法を医師が解説

2025月1月10日

ドクター写真
ドクター写真

監修者:赤岩 優妃

リゼクリニック リード ドクター

所属学会

日本美容外科学会会員・日本医師会認定産業医・ボトックスビスタ認定医・ジュビダームビスタ認定医・厚生労働省指定オンライン診療研修修了医・アメリカ心臓協会ACLSプロバイダー

「もしかして、ニキビ跡にも種類があるの?今までのスキンケアって無駄だった?」
「自分のニキビ跡ってどの種類だろう」

ニキビ跡を早く何とかしたいのに、上記のような疑問を感じて、どのような対策をしたらいいのかわからなくなっていませんか?

実際に、ニキビ跡をより早く・効果的に改善したり治したりするためには、ニキビ跡の種類に合わせたスキンケアや治療が必要です。

具体的には、ニキビ跡には以下の4つの種類があります。

ニキビ跡は種類によって、以下のように効果的な改善方法が異なります。

しかし、知識のない状態でこれらのニキビ跡を見分ける方法は、主に「ニキビ跡の経過年数」と「見た目」しかありません。

さらに、ニキビ跡のなかには上記4種類の複数の特徴を併せもつ「複合的なニキビ跡」もあります。

安易な自己判断で行うケアは効果がでないばかりか、以下のようなリスクもあります。

  • シミのようなニキビ跡をケアするためにピーリングを繰り返した結果、赤みが悪化してしまった
  • ニキビケアのために市販薬を使用したら、かえって悪化してしまった
  • ニキビ跡を美白化粧品でセルフケアをしていたが、全く改善できなかった

ニキビ跡をきれいに消すために努力しているのですから、絶対にこのようなトラブルは避けたいですよね。

そこでこの記事では、あなたのニキビ跡を改善するために、以下のことを解説していきます。

この記事を読むとわかること
・ニキビ跡の種類4つ
・【種類別】ニキビ跡のケア・治療方法
・自分にあった治療法の選び方

この記事を読めば、あなたのニキビ跡について理解を深めることができ、種類に応じた正しいケアや治療方法を判断できるようになりますよ。


ぜひ最後までご覧ください。

1.ニキビ跡の種類は主に4つ

冒頭で触れたように、ニキビ跡には以下の4種類があります。
ニキビの時点で重症化するほど、目立ちやすく治療が難しいニキビ跡になっていきます。

上記の4種類にピンとこない場合は「複合的なニキビ跡」の可能性があります。
ぜひ「7. 自己判断は困難!色素沈着+クレーターなど複合的なニキビ跡も多い」もご覧ください。

前述したように、ニキビ跡を消すためには、種類に応じた正しいケアや治療が必要です。
次章からは、4種類のニキビ跡についてそれぞれ詳しく解説していきます。

2.ニキビ跡の種類(1)赤みのあるニキビ跡

赤みのあるニキビ跡を見分けるポイント
ニキビの腫れが治まってから半年~1年程度経過しても消えない赤み

赤みのあるニキビ跡は「炎症後紅斑(こうはん)」とも呼ばれ、肌にニキビの赤みが残ってしまっている状態です。

原因は、ニキビへの刺激によって増えたり拡張したりした毛細血管です。増殖した毛細血管を流れる血液の色が、肌の赤みを強くしています。

赤みのあるニキビ跡を正しくケアするためには、自分の赤みがニキビなのかニキビ跡なのかを正確に判断する必要があります。

ニキビの腫れが治まっているのに半年~1年程度経過しても赤みが消えない場合は、すでにニキビ跡になってしまっていると考えた方がいいでしょう。

治療難易度<★★★★★>|セルフケアが可能

赤みのあるニキビ跡はセルフケアで改善できるケースがあります。

自然治癒することも多く、日本皮膚科学会が作成している「尋常性痤瘡・酒皶治療ガイドライン2023」にも「炎症後の紅斑については自然治癒がある」と記載されています。


出典:尋常性痤瘡・酒皶治療ガイドライン2023|日本皮膚科学会ガイドライン


むしろ、ニキビ跡は赤みの時点で改善することが重要です。
凹凸(クレーター)やケロイド状など重度のニキビ跡を防ぐためには、この段階で早めに炎症を抑える必要があります。


詳しいケア方法は「6-1. 赤みのあるニキビ跡」で解説します。ぜひチェックしてください。

3.ニキビ跡の種類(2)シミのようなニキビ跡(色素沈着)

シミ(色素沈着)のようなニキビ跡を見分けるポイント
半年以上赤みが引かず、茶褐色や灰褐色・黒色、または紫褐色に変化した斑点

シミのようなニキビ跡とは「炎症後色素沈着」とも呼ばれる、ニキビ跡が色素沈着した状態のことです。茶褐色、灰褐色・黒色、または紫褐色の斑点がシミのように現れます。

茶褐色、灰褐色・黒色のニキビ跡と、紫褐色のニキビ跡は、それぞれ異なる色素や原因で発生しますが、すべて「肌に色素沈着している状態」という点では同じです。

色素沈着によってシミのようになってしまったニキビ跡は、どちらの色でもセルフケアで改善するケースがあります。

しかし目立たなくなるまでには半年以上かかり、場合によっては数年以上かかることもあります。

治療難易度<★★★☆☆>|セルフケアで改善するケースもある

色素沈着によってシミのようになったニキビ跡はセルフケアで改善できるケースがあります。


本来、肌に残ってしまった色素はターンオーバーによって自然に排出されるため、ビタミンCなど美白作用のある基礎化粧品を使用したスキンケアで改善する可能性があります。


ただし半年以上美白ケアを続けても改善しない場合は、ニキビの炎症でターンオーバーが正常に機能していない可能性があるため、クリニックでの美白治療がおすすめです。


詳しいセルフケアや治療の方法は「6-2. シミのようなニキビ跡(色素沈着)」で解説します。ぜひチェックしてください。

4.ニキビ跡の種類(3)凸凹したニキビ跡(クレーター)

クレーターのように凸凹したニキビ跡を見分けるポイント
肌に深い凹みや小さな穴が点在しているように見える凹凸

クレーターのように凸凹したニキビ跡とは、肌の一部が陥没し、深い凹みや小さな穴が残ってしまった状態を指します。

これは、重症化したニキビのダメージによって、肌の奥深く(真皮)が破壊されてしまったことが原因です。

多くの場合、ニキビは肌表面の表皮で発生します。
しかしニキビが悪化すると炎症は肌の奥の真皮にまで到達してしまいます。その結果、真皮の一部が破壊されてしまうのです。

真皮もターンオーバーで再生するものの、その周期は表皮よりも長く、3~5年かかるとされています。
そのため、修復された部分とされなかった部分に差が生じ、肌が凸凹になってクレーター状のニキビ跡ができてしまうのです。

ほかにも、爪やピンセットでニキビをつぶしたり、強い刺激を与えたりすることも、凸凹したニキビ跡が残る原因になります。

なお凸凹したニキビ跡には、くぼみの形によって「アイスピック型」「ローリング型」「ボックスカー型」の3種類があります。
これらは複数の種類が混ざって発生することが一般的で、発生する原因や治療方法もほとんど同じです。

治療の難易度には違いがあり、くぼみが深いアイスピック型が多いと治療が難しくなる傾向があります。

さらに、このニキビ跡はセルフケアで改善することができません。凸凹したニキビ跡を治すためには、クリニックなどでもで半年~数年以上の治療が必要となります。

治療難易度<★★★☆☆>|クリニックでの治療が必要

繰り返しになりますが、凸凹したニキビ跡は、セルフケアによる改善は難しく、皮膚科やクリニックでの治療が必要です。


また、くぼみが深い場合は1度の治療で完全に目立たなくすることは難しいため、半年~数年以上に渡って治療が必要となります。


詳しいケア方法は「6-3. 凹凸したニキビ跡(クレーター)」をご覧ください。

5.ニキビ跡の種類(4)ケロイド状のニキビ跡

ケロイド状のニキビ跡を見分けるポイント
みみずばれに似た硬い質感のできもの

ケロイド状のニキビ跡とは、ニキビがあった場所に硬い質感のできものができてしまった状態のことで、「瘢痕(はんこん)」とも呼ばれています。

ケロイド状のニキビ跡が発生する原因は、重度のニキビに対する肌の過剰反応です。

詳しく説明すると、ニキビが悪化して炎症が真皮にまで達すると、肌は破壊された真皮を修復するためにコラーゲンを生成します。

通常、傷が治るにつれてコラーゲンの生成も止まりますが、細胞間で異常が起こり、過剰にコラーゲンが作られることがあります。

この増えすぎたコラーゲンが肌表面で盛り上がり、塊となることでケロイド状のニキビ跡ができてしまうのです。

治療難易度<★★☆☆☆>|保険適用になるケースも

ケロイド状のニキビ跡は自然治癒が難しく、そのまましこりになってしまう場合や悪化してしまう恐れもあります。


自宅でのセルフケアによる改善はほぼ不可能で、皮膚科やクリニックで半年~数年以上に渡って治療が必要です。


なおニキビ跡の治療は原則として保険適用外ですが、ケロイド状のニキビ跡の場合は一部保険適用で受けられる治療があります。


詳しい治療内容は「6-4. ケロイド状のニキビ跡」をチェックしてください。

6.【種類別】ニキビ跡のケア・治療方法

ここまでの内容で、ニキビ跡の種類については理解できたかと思います。
ここからは、それぞれのニキビ跡に適したケア・治療方法をみていきましょう。

前述したようにニキビ跡は以下のようにそれぞれ効果的なケアや治療方法が異なります。

セルフケア 治療
赤みのあるニキビ跡 肌に刺激を与えずに過ごす ・イオン導入
・IPL光治療(セレックVなど)
・色素レーザー(Vビームなど)
シミのようなニキビ跡 美白効果のある基礎化粧品を使う
紫外線対策を徹底して行う
・トレチノイン(塗り薬)の処方
・色素レーザー(Vビームなど)
・ケミカルピーリング など
凸凹したニキビ跡 不可能 ・ダーマペン
・高周波治療(ポテンツァなど)
・フラクショナルレーザー など
ケロイド状のニキビ跡 不可能 <保険適用>
・薬やビタミン剤の処方
・ステロイド剤の処方 など

<保険適用外>
・ボトックス注射
・光治療 など

それでは、それぞれのケア・治療方法について詳しく解説していきます。

より治療に特化した情報を知りたい方は、下記記事もご参考ください。
脱汚肌!原因別ニキビ跡の対策12つを医師が徹底解説

どのニキビ跡でも「生活習慣を整えてターンオーバーを促す」ことが大切

繰り返しになりますが、ニキビ跡を改善するためには、ニキビ跡の種類に合った方法を選ぶことが大切です。


しかしすべてのニキビ跡に共通していることもあります。
それが「生活習慣を整えてターンオーバーを促す」ことです。


具体的には、次のポイントに注目して生活習慣を整えると良いでしょう。


・スキンケアで肌を保湿する
・食事はタンパク質/ビタミン/ミネラルをバランスよく摂る
・適度に運動を行う
・夜更かしをせず質の高い睡眠をとる


このような生活を続けることで、肌のターンオーバーが整い、ニキビ跡が軽減されます。さらに新しいニキビができにくくなり、ニキビ跡の予防にもつながります。

6-1. 赤みのあるニキビ跡【セルフケア〇|治療〇】

赤みのあるニキビ跡(炎症後紅斑)を改善するためには、正しいスキンケアを行いつつ肌に刺激を与えずに過ごすことが重要です。

肌に余計な刺激を与えず、肌が正常にターンオーバーを繰り返すうちに、自然と赤みが消えていきます。

スキンケアは、以下のポイントを押さえて行いましょう。

重要 ・肌に刺激を与えないように洗顔は泡で優しく行う
・化粧水、乳液などで保湿する
・質の良い睡眠を十分にとる
・暴飲暴食をせずバランスの良い食事を摂る
可能なら ・マスクを使用しない(使用する場合はシルクのマスクを使う)
・「低刺激」「ノンアルコール」と記載のある基礎化粧品を使う

赤みのあるニキビ跡は目立つといろいろなセルフケアをしたり、メイクで隠したりしたくなりますよね。

しかし、刺激を与えることは逆効果です。かえって炎症が悪化してしまう可能性があるためできる限り肌に刺激を与えないように心がけましょう。

【治療】セルフケアを行って2~3カ月経過しても赤みが消えない場合

これらのセルフケアを行って2~3カ月経過しても赤みが消えない場合は、肌のターンオーバーが乱れているかもしれません。

このような場合には、クリニックに相談することをおすすめします。


クリニックでは、主に赤みを改善するために以下のような治療を行っています。


・イオン導入:<美容成分の浸透率を約30倍に高める>
・IPL光治療(セレックVなど):<肌のトーンを均一に整える>
・色素レーザー(Vビームなど):<沈着している色素を破壊する>


そのほか、ターンオーバーを促すためにピーリングなどの治療が行われることもあります。


クリニックでの治療について、より詳しく知りたい人は、こちらの記事も参考にしてください。
脱汚肌!原因別ニキビ跡の対策12つを医師が徹底解説

6-2. シミのようなニキビ跡(色素沈着)【セルフケア△|治療〇】

シミのようなニキビ跡をセルフケアで改善するためには、美白ケアが重要です。

前述したように、色素沈着を改善するには、肌のターンオーバーで色素を排出すると同時に、美白効果のある基礎化粧品でケアすることが必要です。

具体的には以下のようなケアが必要です。

重要 ・「ハイドロキノン」「レチノール」「ビタミンC」など美白効果のある基礎化粧品を使う
・紫外線対策を徹底して行う
・生活習慣を整えターンオーバーを促す
可能なら ・サプリメントなどでL-システインを摂る

特に、紫外線対策は重要です。

なぜなら、色素沈着によってほかの皮膚より色が暗くなっている部分は、紫外線をより吸収しやすいため、色素沈着が悪化する恐れがあるからです。

紫外線は夏以外も降り注いでいるため、季節を問わず日焼け止めを塗る、日傘や帽子を活用するなど徹底した紫外線対策を行いましょう。

【治療】半年以上経過してもニキビ跡が薄くならない場合

6か月以上に渡って美白ケアを続けても、ニキビ跡が薄くならない場合は、肌のターンオーバーが乱れている可能性があります。


その場合はクリニックに相談し、肌のターンオーバーを活性化させる治療を検討してみてください。


クリニックでは、色素沈着を起こしているシミのようなニキビ跡に対して、以下のような対応が可能です。


・トレチノイン(塗り薬)の処方
・IPL光治療(アクネライト/セレックVなど):<肌のトーンを均一に整える>
・ケアシス-S/イオン導入:<美容成分の浸透率を高める>
・色素レーザー(Vビームなど):<沈着している色素を破壊する>
・ケミカルピーリング:<古い角質や細胞をはがしターンオーバーを促進する>
・レーザー治療(ピコトーニングなど):<メラニン色素の分解を促進する>


クリニックでの治療について、より詳しく知りたい人は、こちらの記事も参考にしてください。
脱汚肌!原因別ニキビ跡の対策12つを医師が徹底解説

6-3. 凸凹したニキビ跡(クレーター)【セルフケア×|治療〇】

4. ニキビ跡の種類(3)凸凹したニキビ跡(クレーター)」でも解説したように、凸凹したニキビ跡はセルフケアによる改善は難しく、皮膚科やクリニックでの治療が必要です。

以下は、クリニックでのニキビ跡治療の一例です。

マイクロニードル(ダーマペン・ポテンツァなど)

皮膚表面に細い針で肌に微細な穴をつくり、肌のコラーゲン再生を促す治療
ポテンツァ(ドラッグデリバリー)の場合、さらに薬剤投与が可能で、肌質改善・ハリ・毛穴縮小・ニキビ痕・傷痕の修復・赤ら顔・小じわ・しみなどの改善が期待できる

ケアシス-S

電気の力で細胞膜に通り道を作り、美容成分を真皮層まで浸透させる治療
イオン導入の約20倍の浸透率があるといわれている

フラクショナルレーザー

レーザーを点状に照射し、皮膚を刺激することで、コラーゲンの生成を促進する治療

なおこれらの治療法は、単独で行うだけではなく、組み合わせることもあります。

またクリニックによっては異なる治療法を推奨していることもあり、具体的にどの治療法を行うかは状況によって異なります。

6-4. ケロイド状のニキビ跡【セルフケア×|治療〇】

ケロイド状のニキビ跡をセルフケアで消すことはできません。

跡の状態によって適切な治療法が異なるので、皮膚科やクリニックでの治療が必要です。
なお前述の通り、ケロイドタイプのニキビ跡の場合は、保険適用で治療が受けられるケースあります。

まずは病院を受診しましょう。
皮膚科医によって治療が必要なニキビ跡であると診断された場合、以下の治療が保険適用で受けられます。

保険適用内 保険適用外
・薬やビタミン剤の処方
・ステロイド剤の処方(軟膏、貼り薬)
・ステロイド注射
・テーピングによる圧迫治療 など
・ボトックス注射
・光治療
・レーザー治療

ただし、上記の表にもあるように、美容目的が主なボトックス注射やレーザー治療は健康保険が適用されないため、注意が必要です。

7.自己判断は困難!色素沈着+クレーターなど複合的なニキビ跡も多い

ここまで記事を読んだ人のなかには「自分のニキビ跡は色素沈着だけなのかな?」「赤みだけの気もするし、凸凹がある気もするし」と悩んでいる人もいるかもしれませんね。

1. ニキビ跡の種類は主に4つ」で解説したように、ニキビ跡にはここまで解説した主要な4種類のほかに、「複合的なニキビ跡」があります。

ここまで解説してきたように、ニキビ跡を見分ける主な方法は、「ニキビ跡の経過年数」と「見た目」しかありません。そのため自己判断は非常に難しいのです。

自己判断で行うケアは効果が薄いだけでなく、以下のようなリスクもあります。

  • 赤みのあるニキビ跡をシミのようなニキビ跡だと思い込みピーリングを繰り返した結果、皮膚が敏感になり、赤みが悪化した
  • シミのようなニキビ跡だと思い美白化粧品でセルフケアをしたが、実は凸凹したニキビ跡も併発しており、改善できなかった

このように、ニキビ跡は複数の種類が複合していることもあり、種類を見た目だけで特定するのは困難です。

その結果、誤ったスキンケアで症状を悪化させることも少なくありません。
より早く確実にニキビ跡を改善するためには、クリニックでの相談が近道です。

8.自分にあった治療法はクリニックに相談しよう

より早く確実にニキビ跡を改善するためにも、自分にあった治療法はクリニックに相談しましょう。

ニキビ跡の種類を判断することも難しいですが、治療法を自己判断するのはさらに困難です。

例えば、赤みが気になる場合、それが赤みのあるニキビ跡なのか、まだ炎症が続いているニキビの状態なのかによってケアの方法が変わります。

前述したような色素沈着やクレーターが併発しているケースでは、複合的な治療が必要になることもあるでしょう。

ニキビ跡の原因や状態を正しく判断して最適な治療法を見つけるためには、クリニックでカウンセリングを受けることが大切です。

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9.まとめ

この記事では、ニキビ跡の種類とそのケア・治療法について解説しました。

最後に記事の内容をまとめます。


〇ニキビ跡には以下の4種類があり、ニキビの時点で重症化するほど、目立ちやすく治療が難しいニキビ跡になります。

〇ニキビ跡は種類によって以下のようにそれぞれ効果的なケアや治療方法が異なります。

セルフケア 治療
赤みのあるニキビ跡 肌に刺激を与えずに過ごす ・イオン導入
・IPL光治療(セレックVなど)
・色素レーザー(Vビームなど)
シミのようなニキビ跡 美白効果のある基礎化粧品を使う
紫外線対策を徹底して行う
・トレチノイン(塗り薬)の処方
・色素レーザー(Vビームなど)
・ケミカルピーリング など
凸凹したニキビ跡 不可能 ・ダーマペン
・高周波治療(ポテンツァなど)
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ケロイド状のニキビ跡 不可能 <保険適用>
・薬やビタミン剤の処方
・ステロイド剤の処方 など

<保険適用外>
・ボトックス注射
・光治療 など

〇ニキビの種類を自己判断するのは非常に難しく、誤ったケアを行うとニキビ跡が悪化するリスクがあります。

自分のニキビ跡の種類を判断したり、適切な治療法を検討したりする際は、クリニックに相談しましょう。