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【医師監修】シミを確実に消す方法をセルフケア・治療別に徹底解説

2025月1月10日

ドクター写真
ドクター写真

監修者:赤岩 優妃

リゼクリニック リード ドクター

所属学会

日本美容外科学会会員・日本医師会認定産業医・ボトックスビスタ認定医・ジュビダームビスタ認定医・厚生労働省指定オンライン診療研修修了医・アメリカ心臓協会ACLSプロバイダー

「今すぐ一瞬でシミを消す方法を教えて……」

メイクで隠しきれないシミは、鏡を見るたびに嫌な気持ちになりますよね。
特に特別な用事を控えているときなど、上記のように「今すぐにシミを消したい!」と思うこともあるでしょう。

残念ですが、セルフケアでシミを【今すぐ・完全に】消すことはできません。

シミには主に以下の6つの種類があり、それぞれ消し方が異なります。

この一覧を見て、すぐに自分のシミの種類がわかったと感じるかもしれませんね。

しかし、実はシミの種類を自分で判断するのは非常に困難です。
上記の画像からもわかるように、なかにはセルフケアで改善できるシミもありますが、その場合もより早くより完全に消すためには治療が適しています。

また自己判断をもとにケアや治療方法を決めてしまうと、シミが悪化したり別の肌トラブルが発生したりする可能性があります。

そこでこの記事では、シミを消す方法について種類別にセルフケアと治療法の両面から網羅的に紹介します。

また記事の後半では、シミの種類を正確に判断するためにクリニックが必要な理由を解説します。

この記事を読めば、より早く確実にシミを消す方法を見つけることができますよ。
ぜひ最後までご覧ください。


先に消す方法からみたい方は、下記をクリックしてください。
「2.シミを消すためにできるセルフケア3つ」
「3.シミを消すための治療5つ」

1.シミを消すにはまずシミの種類を押さえよう

冒頭で解説したように、シミを消す方法はすべてのシミが同じではありません。

以下のようにシミの種類によって最適な方法が異なり、なかにはセルフケアでの改善が全く見込めないシミも存在します。

特徴 セルフケア 治療
老人性色素斑 頬を中心に現れる円形や楕円形のシミ
そばかす 鼻や頬を中心にできる小さな点状のシミ
炎症後色素沈着 ニキビ跡や傷などの炎症が治った後に残るシミ
肝斑 頬骨を中心に左右対称に広がるもやもやとした薄茶色のシミ
ADM
(後天性真皮メラノサイトーシス)
左右対称に現れるグレーや褐色の点状のシミ ×
脂漏性角化症(イボ) 褐色から黒色のイボ状に隆起したシミ ×

△…薄くなる可能性はあるが、完全に消すのは困難です。

できるだけ早く・確実にシミを消すために、シミの種類について理解していきましょう。

この章では、シミの種類ごとに、その特徴と治療方法について解説していきます。

自分のシミの種類を判断する方法|自己判断はNG!

一般的な顔のシミについては、以下のフローチャートを参考にすることで、おおよその目安をつけることができます。

ただし、シミの種類を自己判断するのは危険が伴います。
例えば、肝斑とそばかすは見た目が似ていますが、肝斑の場合は特定のレーザー治療を行うと症状が悪化するケースがあります。


シミの種類を正確に判断するには、クリニックで専用の拡大鏡や血液検査などを用いた診察が必要です。


上記のチャートは、あくまでシミの種類を判断する目安として参考にしてください。

1-1. 【頬を中心に現れる円形や楕円形のシミ】老人性色素斑はクリニックでの治療が必要

セルフケア 治療

老人性色素斑とは、30代以降の人にできやすいシミの一種です。

このシミは顔や手の甲にできることが多く、色の境目がはっきりとした円に近い形をしているのが特徴です。

一般的に「シミ」と呼ばれる肌トラブルの多くはこの老人性色素斑にあたり、色やサイズに幅があります。

老人性色素斑の主な原因は加齢や紫外線による肌へのダメージです。
セルフケアだけでの改善は非常に難しく、ほとんどの場合、このシミを消すためにはクリニックによる治療が必要です。

1-2. 【鼻や頬を中心にできる小さな点状のシミ】そばかすはクリニックでの治療が必要

セルフケア 治療

そばかすとは、茶色い小さな斑点がいくつも散らばったシミのことです。

3ミリ以下の薄い茶褐色で、主に鼻や頬、まぶたなどに見られます。
5〜6歳頃の幼児期から出始め、成長とともに増えることが多いですが、次第に目立たなくなることが一般的です。

そばかすは遺伝的な要因で生じるシミですが、他のシミと同様、メラニン色素が過剰に作られて肌に沈着することで発生します。

そのため、消すためには紫外線対策や肌のターンオーバーを整えることが大切です。

ただし、前述したようにそばかすの発生には遺伝的な要因が関係しているため、セルフケアだけで完全に消すことは難しいとされています。

1-3. 【ニキビ跡や傷などの炎症が治った後に残るシミ】炎症後色素沈着はセルフケアが可能

セルフケア 治療

炎症後色素沈着は、ニキビ跡や虫刺され、キズ跡、やけどなどが色素沈着を起こし、シミになってしまった状態のことです。

色は赤や褐色、黒などがあり、大きさもさまざまです。

本来、原因となった炎症やキズが治れば、数か月から数年でターンオーバーによって自然に薄くなり消えていきます。

しかし、炎症などの影響でターンオーバーが正常に機能していない場合、色素が沈着して残ってしまいシミになります。

そのためセルフケアとして美白成分を含む化粧品を使用したり、肌のターンオーバーを正常化させるケアを行ったりすることで、改善が期待できます。

ただし、セルフケアによる改善には時間がかかります。
今すぐにシミを改善したい場合は、クリニックでの治療がおすすめです。

1-4. 【頬骨を中心に左右対称に広がるもやもやとした薄茶色のシミ】肝斑はクリニックでの治療が必要

セルフケア 治療

肝斑(かんぱん)とは、頬骨に近い部分に左右対称に現れるもやもやとしたシミです。

色は主に褐色ですが、濃淡には幅があり、境界があいまいでもやもやとした形状をしているのが特徴です。

肝斑が発症する原因はいまだ解明されていません。
しかし主に30代から50代の女性に多くできるため、紫外線や肌への刺激と併せて、女性ホルモンの変動が大きく影響していると考えられています。

肝斑は、セルフケアで完全に消すことができないシミです。
また一部のレーザー治療には肝斑が悪化するリスクがあるため、クリニックで正確な診断を受け、適切な治療を行うことが重要です。

1-5. 【左右対称に現れるグレーや褐色の点状のシミ】ADM(後天性真皮メラノサイトーシス)はクリニックでの治療が必要

セルフケア 治療
×

ADM(後天性真皮メラノサイトーシス)は、頬や下まぶたに灰色や褐色の小さな斑点が左右対称に現れるシミです。

20歳前後の女性に多く見られるという特徴があり、この特徴と見た目から、肝斑と間違われやすいシミです。

肝斑を含む一般的なシミとは違い、ADMは「真皮」と呼ばれる皮膚の奥で発生しています。

原因は遺伝や紫外線、ホルモンバランスの変動など諸説あります。
正確な原因は未だ解明されておらず、一般的な美白クリームなどのセルフケアによる改善は期待できません。

1-6. 【褐色から黒色のイボ状に隆起したシミ】脂漏性角化症(イボ)はレーザー治療や外科的除去が一般的

セルフケア 治療
×

脂漏性角化症(イボ)は、40代以降に現れることが多いシミです。別名、老人性イボ、老人性疣贅(ろうじんせいゆうぜい)とも呼ばれています。

色は、褐色から黒色で、硬く厚みのある見た目をしています。よく似た「老人性色素斑」との見分け方は、触ったときに盛り上がりを感じるかどうかです。

脂漏性角化症(イボ)が起こる主な原因は、紫外線でダメージが蓄積されたことによる、肌の老化です。セルフケアで完全に消し去ることは難しく、主な治療法は下記のとおりです。

もし、あなたのシミにわずかな盛り上がりを感じた場合は、形成外科や皮膚科などへまずは相談してくださいね。

2.シミを消すためにできるセルフケア3つ

前章では、シミの種類ごとにシミを消す方法について紹介しました。

ここからは、それぞれの方法についてより具体的に解説していきます。

まずはシミを消すためにできる3つのセルフケアを紹介します。

  • ターンオーバーを正常化させる
  • 美白成分のあるスキンケアを使用する
  • 紫外線対策を徹底して行う

それでは、ひとつずつみていきましょう。

2-1. ターンオーバーを正常化させる

シミは肌に色素が沈着している状態です。
そのため、肌のターンオーバーを正常に戻し、色素を自然に排出させることで改善が期待できます。

具体的には、主に以下の方法でターンオーバーの正常化を促すことができます。

スキンケア ターンオーバーの正常化を促進する下記の成分を含む基礎化粧品を使用する

・保湿成分:セラミドやヒアルロン酸 など
・ターンオーバーを促進する成分:レチノールやビタミンE など
・整肌成分:ナイアシンアミドやパンテノール など
食事 ターンオーバーの正常化を促進する下記の栄養素を摂取する

・ビタミンB2:納豆、アーモンド、モロヘイヤ など
・ビタミンB6:卵、大豆製品、マグロ など
・亜鉛:牡蠣、牛肉、レバー など
・タンパク質:鶏肉、魚、大豆製品、卵 など
運動 適度な運動を行い血流を促進する

・軽いウォーキングや散歩 など
睡眠 22時~深夜2時の間に十分な睡眠時間を確保する

・6時間以上の睡眠時間を確保する

上記の点を心がけることで、肌のターンオーバーが整い、色素が徐々に排出されていきます。

2-2. 美白成分のあるスキンケアを使用する

シミを消すには、肌のターンオーバーを正常化して色素を排出しつつ、美白効果のある基礎化粧品でケアをすることが効果的です。

例として、美白成分のあるスキンケアには以下のようなものがあります。

「美白成分」といっても、その作用には違いがあり、予防を目的とした成分と、色素沈着を薄くする成分の2種類があります。

主な作用
ビタミンC メラニンを無色化してシミを薄くする
レチノール ターンオーバーを促進、メラニンを排出してシミを薄くする
プラセンタエキス メラニンの生成を抑えたり排出を促したりしてシミを薄くする
ハイドロキノン メラニンを無色化してシミを薄くする
アルブチン メラニンを無色化してシミを薄くする
トラネキサム酸 メラニンの活性化を抑制してシミを予防する

シミを消すためにスキンケア製品を購入するときは、成分表示を確認して「薄くする成分」が含まれている製品を選びましょう。

2-3. 紫外線対策を徹底して行う

「紫外線対策」というと、一般的にシミ予防のイメージがありますが、シミを消すためにも紫外線対策は必要です。

その理由は、シミになっている部分は他の肌よりも色が暗いため紫外線を吸収しやすく、紫外線対策をしないとシミが悪化する恐れがあるためです。

そのため、季節を問わず、以下のような紫外線対策を徹底して行うように心がけましょう。

  • 日焼け止めクリームを塗る
  • 日傘や帽子、サングラスを活用する
  • UVカット効果のある化粧品を使う など

シミを消すためには、スキンケアだけではなく、上記の紫外線対策も徹底して行いましょう。

3.シミを消すための治療5つ

前述したように、スキンケアで薄くできる種類のシミであっても、セルフケア完全に消すことはできません。

今すぐ、あるいは完全にシミを消したい場合は、クリニックでの美容医療が必要です。

この章では、「1. 【シミの種類別】シミを消す方法一覧」で紹介したシミを消す方法のうち、治療について詳しく解説します。

シミを消すために用いられる主な治療は、以下の通りです。

  • レーザー治療
  • IPL光治療
  • 外用薬・内服薬の処方
  • イオン導入

それでは、順番に解説していきます。

3-1. レーザー治療

費用の目安 10,000~30,000円/1回
(使用する機器によって異なる)
ダウンタイムの目安 4日~1週間以上
(使用する機器によって異なる)

レーザー治療は、シミにレーザーを照射することで、肌に定着したメラニン色素を破壊する治療法です。
照射を繰り返すことで、肌のメラニン色素が少しずつ減少します。

レーザー治療の効果は、使用するレーザー機器によって異なります。
以下は代表的な機器とその効果です。

  • ピコレーザー:メラニン色素の粒子を粉砕してシミを改善する
  • フラクショナルレーザー:肌の表面を刺激してターンオーバーを促進する
  • レーザートーニング:肌の色むらを整える
  • 色素レーザー(Vビームなど):赤色の色素を選択的に吸収・分解する

レーザー機器のよってダウンタイムの長さも異なりますが、およそ4日~1週間以上が目安です。

3-2. IPL光治療

費用の目安 15,000円程度/1回
ダウンタイムの目安 1~9日程度
(使用する機器によって異なる)

光エネルギー(IPL)を広範囲に照射して、薄く広がったシミやそばかすを改善する治療法です。

この光は肌に沈着したメラニン(シミ)にダメージを与え、メラニンを浮き上がらせ排出を促します。
メラニンは表皮内に細かく薄いかさぶたとなり、徐々に剥がれ落ちていきます。

主な治療機器に以下のようなものがあります。

  • セレックV:シミやそばかす、くすみなどの治療に使用する
  • フォトフェイシャル:総合的なシミ治療が可能だが、特にそばかすの治療に使用される

IPL光治療は、シミだけではなく、肌全体のくすみや色ムラを改善するのにも適していることから、人気の高い治療法です。

3-3. 外用薬・内服薬の処方

費用の目安 トレチノイン:約3,000円/5g
イソトレチノイン:約10,000円/30日分
美白サプリメント:約5,000円/30日分

クリニックでは、レーザーや光治療と並行して薬を処方する場合があります。
専門機器による治療に加え、医薬品やサプリメントでもケアすることで効果的なアプローチが期待できます。

主な処方薬の種類は以下の通りです。

  • トレチノイン:メラニンを作り出すメラノサイトの数を減らす塗薬
  • イソトレチノイン:トレチノインと同様、強い美白効果がある内服薬
  • ビタミンC:メラニンの生成を阻害したりメラニンの無色化を促したりするサプリメント
  • L‐システイン:メラニン生成を阻害したりターンオーバー正常化を促したりするサプリメント
  • グルタチオン:くすみやシミに対する美白効果が期待できるサプリメント
  • トラネキサム酸:シミや肝斑の改善が期待できる内服薬

特にビタミンA誘導体を含み、肌を健康に保ちながらターンオーバーを正常化する効果があるトレチノイン/イソトレチノインは治療で使われることが多い処方薬です。

2-2. 美白成分のあるスキンケアを使用する」で触れた美容成分レチノールにもビタミンA誘導体が含まれていますが、トレチノイン/イソトレチノインはレチノールの50倍以上の効果が期待できます。

3-4. イオン導入

費用の目安 3,000~10,000円程度
(使用する薬剤によって異なる)
ダウンタイムの目安 なし

イオン導入とは、専用の機器を使い、微量の電流を流すことで、美容有効成分を肌の奥深くまで届けることができる治療法です。

以下のように、塗布する薬剤の種類によって得られる効果が異なります。

  • ビタミンC:美白、メラニン生成抑制、色素沈着の改善
  • レチノール:ターンオーバー正常化、美白、色素沈着の改善
  • トラネキサム酸:肝斑やシミの予防、抗炎症作用
  • 幹細胞培養上清液:美肌効果、シミの予防、抗炎症作用

一般的にイオン導入のみを行うことはなく、他の治療と組み合わせて行われます。

4.【自己判断はNG】シミを消す方法はクリニックに相談しよう

ここまで、セルフケアと治療の両面からシミを消す方法について解説しました。

さっそく、ケアや治療を取り入れようと思っているひともいるかもしれませんね。
しかし、少し待ってください。

1. 【シミの種類別】シミを消す方法一覧」でも触れたように、シミの種類は違いが判りづらく、安易な自己判断は危険です。

また、一か所に数種類のシミが重なってできていることもあります。

例えば、肝斑と老人性色素斑が同時に発症しているケースでは、見分けがつきづらく正確な判断はできないでしょう。

シミの種類を間違えたままケアや治療を進めると、ケアや治療が無駄になるだけでなく、シミが悪化するリスクがあります。

シミの種類を正確に判断するには、クリニックでの専門的な診察が必要です。

クリニックでは、シミの種類を正確に見極めるために以下のような方法を採用しています。

  • 医師による視診・触診
  • 専用の拡大鏡(ダーモスコピー)による視診
  • 血液検査による診断 など

このようにクリニックに相談することで、シミの種類や状態を正確に把握することができ、最適なケアや治療を提案してもらえます。

自己判断で誤った対応をする前に、まずはクリニックで正しい診断を受けましょう。

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5.シミを消すクリニック選びのポイント4つ

前章の内容を読んで「シミを消したいから、クリニックで相談しよう」と思っても、どのクリニックに相談するべきなのか悩んでしまいますよね。

シミの相談をするクリニックを選ぶときには、以下のポイントを参考にしてください。

  • 施術実績が豊富なクリニックを選ぶ
  • 最新の医療機器が揃っているクリニックを選ぶ
  • カウンセリングが丁寧なクリニックを選ぶ
  • アフターケアが充実しているクリニックを選ぶ

この章では、上記のポイントについてそれぞれ解説していきます。

5-1. 施術実績が豊富なクリニックを選ぶ

シミを消すための治療を受けるなら、施術実績が豊富なクリニックを選びましょう。

繰り返しお伝えしているように、シミを消すためにはシミの種類を正確に判断する必要があります。
そのため、専門知識と豊富な経験を持つ医師が在籍しているクリニックを選ぶことが重要です。

クリニックや担当医師の施術実績については、以下の方法で調べることができます。

  • 公式サイトで医師の経歴をチェックする
  • 医師の名前で検索して調べる
  • 公式サイトの施術実績を確認する など

このような方法で施術実績を確認し、経験豊富な医師がいるクリニックを選べば、安心して治療を受けられますよ。

5-2. 最新の医療機器が揃っている
クリニックを選ぶ

クリニック選びにおいて「施術内容や治療機器が充実しているかどうか」は、重要なチェックポイントの一つです。

前述の通り、シミには「レーザー治療」「IPL光治療」など、さまざまな治療法があります。
肌の状態やシミの種類によって最適な治療法が異なるため、選択肢が多いほど効果的な治療を受けられる可能性が高まります。

クリニックが対応している施術内容や医療機器は、以下のような方法で確認できますよ。

  • 公式サイトをチェックする
  • 口コミサイトやSNSの評判をチェックする
  • クリニックに直接確認する など

なかでも最新の医療機器を導入しているクリニックは、より肌への負担が少なく、短期間での効果が期待できる場合が多いためおすすめです。

5-3. カウンセリングが丁寧な
クリニックを選ぶ

クリニックを選ぶときには、治療前のカウンセリングが充実しているかどうかを必ずチェックしましょう。

カウンセリングとは、治療の前に医師やスタッフと治療後のイメージや施術内容、費用、ダウンタイムなどを確認する工程のことです。

シミを消す治療をはじめ、クリニックでの施術前には、必ずカウンセリングを受けることになります。

具体的には、以下の点をチェックしてカウンセリングの丁寧さを確認します。

  • 効果だけではなく、リスクやダウンタイムについても説明があるか
  • 疑問点や不安な点を質問しても丁寧に回答してくれるか
  • 「話しやすい」「質問しやすい」医師であるか など

話しやすく、誠実に対応してくれるクリニック・医師であれば、安心して治療を任せることができますね。

5-4. アフターケアが充実しているクリニックを選ぶ

シミを消す治療を成功させるためには、治療当日だけではなく、治療後のアフターケアも重要です。

特にシミを消す治療の後は、紫外線対策や肌の保湿など、適切なケアを行わなければシミの再発や新たな肌トラブルにつながる可能性があります。

そのため、アフターケアが充実しているクリニックを選ぶことが大切です。

アフターケアが充実しているクリニックでは、施術後の肌状態に応じた適切なサポートが受けられます。
以下はアフターケアの一例です。

  • 施術後に赤みやかゆみが出た場合、すぐに対応できる電話窓口がある
  • シミの再発を防ぐためのアドバイスや、日常生活での注意点を具体的にレクチャーする
  • スキンケアの選び方や使用方法についてアドバイスする など

このように、クリニックは施術の内容だけでなく、アフターケアの内容もしっかり確認してから選びましょう。

6.まとめ

この記事では、シミの種類と種類ごとの消す方法について解説しました。
最後に記事の内容を振り返ってみましょう。


〇シミを消す方法は、以下のようにシミの種類によって異なります。

特徴 セルフケア 治療
老人性色素斑 頬を中心に現れる円形や楕円形のシミ
そばかす 鼻や頬を中心にできる小さな点状のシミ
炎症後色素沈着 ニキビ跡や傷などの炎症が治った後に残るシミ
肝斑 頬骨を中心に左右対称に広がるもやもやとした薄茶色のシミ
ADM
(後天性真皮メラノサイトーシス)
左右対称に現れるグレーや褐色の点状のシミ ×
脂漏性角化症(イボ) 褐色から黒色のイボ状に隆起したシミ ×

△…薄くなる可能性はあるが、完全に消すのは困難です。

〇シミを消すためにできるセルフケアは以下の通りです。

  • ターンオーバーを正常化させる
  • 美白成分のあるスキンケアを使用する
  • 紫外線対策を徹底して行う

〇クリニックでは、シミを消すために以下のような治療を行います。

  • レーザー治療
  • IPL光治療
  • 外用薬・内服薬の処方
  • イオン導入

〇ただし、シミの種類は違いが判りづらく、安易な自己判断には危険が伴います。
必ずクリニックに相談し、シミの種類や状態を正確に把握してからケアや治療を進めていきましょう。

繰り返しになりますが、シミを今すぐ消すためには、クリニックでの治療が必要です。

この記事が、あなたのニキビ跡を改善する助けとなると幸いです。