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【医師監修】原因別たるみの改善方法一覧!セルフケア・治療別に紹介

2025月1月10日

ドクター写真
ドクター写真

監修者:赤岩 優妃

リゼクリニック リード ドクター

所属学会

日本美容外科学会会員・日本医師会認定産業医・ボトックスビスタ認定医・ジュビダームビスタ認定医・厚生労働省指定オンライン診療研修修了医・アメリカ心臓協会ACLSプロバイダー

「顔が大きく老けて見えるこのたるみを、今すぐ改善したい」
「自己流でスキンケアしたけど消えない……」

年齢を重ねるにつれて、気になり始めるたるみ。
即効性の高い改善方法を知りたくなるのは当然ですよね。

たるみの改善方法は一つではありません。
たるみには、以下のように複数の種類があり、原因に合わせた改善策が必要です。
たるみの種類 主な原因 主なセルフケア 主な治療
皮膚の弾力低下によるたるみ 加齢や紫外線などによるダメージ ・美顔器
・食生活
・紫外線対策
・スキンケア
・糸リフト
・ヒアルロン酸注射(注入)
・RF(高周波)
・HIFU(ハイフ) など
骨格の構造変化によるたるみ 加齢 - ・糸リフト
・ヒアルロン酸注射(注入) など
脂肪と筋肉の変化によるたるみ 肌の重み - ・RF(高周波)
・HIFU(ハイフ) など

上記の表を見て、今すぐに「たるみを改善できる」と感じたかもしれませんね。

しかし、残念ながらスキンケアや化粧品などによるセルフケアでは「今すぐ劇的に改善する」ことはできまぜん。

なぜなら、肌のたるみの原因は、肌の奥にある「真皮」に存在しているからです。

実は、スキンケアや化粧品は肌の角質層までしか浸透しません。

肌本来の役割は「バリア機能」であり、スキンケアや化粧品であってもその先には侵入できないようになっているのです。

そのため、スキンケアなどのセルフケアでは、真皮で発生しているたるみの原因に影響を与えて、今すぐに改善することはできません。

即効性や効果の高さを求めるのであれば、クリニックでのたるみ治療が必要です。

この記事では、原因別にたるみの種類と改善策を解説するとともに、たるみを今すぐ劇的に改善するための方法を紹介します。

この記事を読めば、気になるたるみを改善する方法がわかり、改善に大きく近づけます。
ぜひ最後までご覧ください。


なお、それぞれのたるみについて、具体的な改善策については2章以降で解説していきます。
今すぐに改善方法を詳しく知りたい人はこちらをチェックしてください。
「2. 【セルフケア】たるみの改善策5つ」
「3. 【治療】たるみの改善策7つ」

1.【原因別】たるみの種類3つと改善策一覧

冒頭で解説したように、たるみはその原因によって、主に次の3種類に分けられます。

たるみの種類 主な原因 主なセルフケア 主な治療
皮膚の弾力低下によるたるみ 加齢や紫外線などによるダメージ ・美顔器
・食生活
・紫外線対策
・スキンケア
・糸リフト
・ヒアルロン酸注射(注入)
・RF(高周波)
・HIFU(ハイフ) など
骨格の構造変化によるたるみ 加齢 - ・糸リフト
・ヒアルロン酸注射(注入) など
脂肪と筋肉の変化によるたるみ 肌の重み - ・RF(高周波)
・HIFU(ハイフ) など

1-1. 皮膚の弾力低下によるたるみ

主なセルフケア 主な治療
・美顔器
・食生活
・紫外線対策
・スキンケア
・糸リフト
・ヒアルロン酸注射(注入)
・RF(高周波)
・HIFU(ハイフ) など

たるみのもっとも大きな原因は、肌のコラーゲンが減少することです。

下記の図をご覧ください。
このように、肌は表面から「表皮」「真皮」「皮下組織」という3つの層で成り立っています。

この3つの層のうち、たるみの有無に大きく影響しているのが「真皮」です。

真皮は、コラーゲンやエラスチンといった線維が、潤いを保つヒアルロン酸や、それらを生成する線維芽細胞などを抱え込む形で構成されています。

コラーゲンとエラスチンは肌の弾力を保つ重要な要素ですが、加齢や紫外線による肌ダメージなどによって劣化・減少してしまいます。

コラーゲンやエラスチンが減少すると、真皮は薄く弾力が無くなっていき、その結果肌のたるみになるのです。

そのため、コラーゲン不足によるたるみを改善するためには、コラーゲンが減少する原因を理解し、コラーゲンを増やす工夫が必要です。

1-2. 骨格の構造変化によるたるみ

主なセルフケア 主な治療
- ・糸リフト
・ヒアルロン酸注射(注入)
など

コラーゲンの次に大きな原因は、「骨格の構造変化」です。

表情筋が衰える主な理由は、運動不足や加齢によって筋肉がたるんでしまうからです。
年齢を重ねると、顔の骨密度が減少し、顔の骨格が変化します。このプロセスにより、顔全体の支えが弱くなり、皮膚や筋肉のたるみが進行します。特に目の下や口周りなどで顕著に表れます。

骨格の構造変化によるたるみを改善するには、セルフケアでは難しいため、美容医療の力を借りる必要があります。

1-3. 脂肪と筋肉の変化によるたるみ

主なセルフケア 主な治療
- ・RF(高周波)
・HIFU(ハイフ) など

顔の脂肪層は加齢とともに移動したり、減少したりします。
この変化は、顔に陰影を作り、たるみを強調します。また、表情筋が衰えると、皮膚や脂肪を支えきれなくなり、たるみが目立つ原因となります。

急激な減量もたるみの原因になる

短期間に急激に減量をしたり、痩せすぎの状態が長く続いたりする場合もたるみが発生します。


その理由は、急激な減量によって新陳代謝が追いつかず、皮膚が余ってたるんでしまうためです。
さらに、痩せすぎによるたんぱく質不足が続くと、コラーゲンなどの生成が追いつかず、結果的にコラーゲン不足からくるたるみも引き起こされます。

2.【セルフケア】たるみの改善策5つ

それでは、実際にたるみの改善策を具体的に紹介していきます。
自分でできるたるみの改善策は主に以下の5つです。

  • 美顔器で肌を刺激してコラーゲンを作る
  • 食生活を改善してコラーゲンを作る
  • 表情筋トレーニングで筋力を鍛える
  • 紫外線対策をして肌の老化を防ぐ
  • スキンケアで肌の弾力を高める

なお冒頭でも触れたように、セルフケアによって「たるみを今すぐ劇的に改善する」ことはできません。
セルフケアでのたるみ改善は、長期的に取り組むことでたるみを少しずつ軽減したり、たるみにくい肌を目指したりする取り組みです。

今すぐに、たるみをなくしたい人は「3. 【治療】たるみの改善策7つ」で紹介するクリニックでの治療をご検討ください。

2-1. 化粧水や乳液で保湿する

美顔器は、「家庭で手軽にプロ級のスキンケアができる」などのキャッチコピーで販売されることもあり、たるみの改善策として関心がある人も多いのではないでしょうか。

美顔器にはさまざまな種類があり、それぞれ異なる機能を持っています。

たるみ改善を目的に美顔器を選ぶ際は、以下の機能が搭載された製品を選ぶことが重要です。

機能 期待できる効果
EMS(筋肉電気刺激) 微弱な電流で表情筋を刺激し、表情筋を鍛える
RF(ラジオ波) 電磁波(ラジオ波)が肌の奥深くまで温熱効果を届け、血行促進やコラーゲン生成を促進する
LED LEDの光を肌に照射し、肌のさまざまな細胞に働きかける
赤のLEDは真皮まで届き、コラーゲンやエラスチンのもとになる「線維芽細胞」を活性化させ、コラーゲン生成を促進する

これらの美顔器を使用する際には、製品に記載されている使用頻度や時間を守りましょう。
過剰に使用すると肌に負担をかける可能性があるため、適切な頻度で続けることが大切です。

【注意】フェイスローラーのやりすぎはたるみの悪化リスクがある

フェイスローラー型の美顔器は、やりすぎに注意しましょう。


フェイスラインをマッサージすることでむくみの解消に効果的なフェイスローラーですが、やりすぎにはたるみの悪化リスクがあります。


たるみで悩んでいる人は、顔のマッサージを控えるようにしてください。

2-2. 食生活を改善してコラーゲンを作る

繰り返しお伝えしているように、たるみを改善するために重要なのが、肌の弾力を保つためのコラーゲンです。

たるみの改善にはコラーゲンを体内で作り出すことが欠かせません。
なおコラーゲンを合成するためには、単にコラーゲンを摂取するだけではなく、その合成を助ける栄養素を意識的に摂ることが大切です。

体内でコラーゲンを生成するために、以下の食材を積極的に摂取しましょう。

効果 代表的な食材
たんぱく質 コラーゲンはたんぱく質の一種
体内で新しいコラーゲンを作り出すために不可欠
・鶏肉(特に手羽先)
・豚肉
・牛スジ
・魚(特に鮭やふかひれ)
・卵や豆腐 など
鉄分 コラーゲン生成をサポートする ・赤身の肉
・肉類
・レバー
・小松菜やほうれん草 など
ビタミンC コラーゲン生成をサポートする
ターンオーバーの正常化を促進する
・パプリカ
・キウイフルーツ
・いちご
・ブロッコリー など
ビタミンA 肌への紫外線ダメージを防ぐ ・にんじん
・かぼちゃ
・ほうれん草 など
ビタミンB群 ターンオーバーの正常化を促進する ・豚肉
・レバー
・貝類や魚 など

このように、コラーゲンを作るためには、たんぱく質や鉄分、各種ビタミンをバランスよく摂取することが重要です。

2-3. 表情筋トレーニングで筋力を鍛える

表情筋の衰えによるたるみを改善するためには、意識して表情筋を鍛えるトレーニングを行いましょう。

1-2. 表情筋が衰えることによるたるみ」でも触れたように、日常生活のなかでは、表情筋のうち7割はほぼ使われていない状態です。

そのため、それぞれの筋肉を鍛えるためには、表情筋トレーニングを行う事が重要です。

簡単な表情筋トレーニングとして、以下のトレーニングがあります。

舌のトレーニング

口を閉じた状態で、舌の先を使って上下の歯茎を時計回りになぞります。同様に、反時計回りでもなぞり、各方向を20回程度繰り返して行いましょう。

「あいうえお」のトレーニング

表情筋を意識しながら、口を大きく動かして「あ・い・う・え・お」の形を作り、それぞれの形を5秒間キープします。この動きを5回ほど繰り返しましょう。

上記のトレーニングのほかに、笑顔や驚きの顔を意識的に大きく表現したり、食事のときにはよく噛んだりすることで表情筋を鍛えることができます。

2-4. 紫外線対策をして肌の老化を防ぐ

紫外線は、たるみだけではなく、シミやシワの原因にもなる美容の大敵です。

肌の老化の原因のほとんどは紫外線とも言われており、紫外線対策の有無によって、肌は以下のように大きく変化してしまいます。

このような肌の老化を防ぐためには、以下のような適切な紫外線対策が必要です。

  • SPF30~50、PA+++~++++の日焼け止めクリームを塗る
  • 日傘や帽子、サングラスを活用する
  • UVカット効果のある化粧品を使う など

これらの対策は季節を問わず、常に紫外線対策を徹底することが重要です。

また、日焼け止めは汗や皮脂で流れやすいため、こまめに塗り直す習慣をつけることで効果を最大限に保つことができます。

2-5. スキンケアで肌の弾力を高める

たるみの原因であるコラーゲンの減少や加齢、紫外線によるダメージを軽減するためには、スキンケア製品の成分選びにこだわることが重要です。

コラーゲン生成をサポートする成分や肌を健やかに保つ成分を取り入れることで、肌の老化やたるみの進行を抑える効果が期待できます。

スキンケア製品を選ぶときには、以下の成分が入っているものを選びましょう。

コラーゲンやエラスチンの
生成をサポートする
・ペプチドや加水分解コラーゲン(コラーゲンやエラスチンの生成を促す)
・レチノール(肌のターンオーバーを促す)
・ビタミンC誘導体(コラーゲンの合成を促進させる) など
肌の状態を整える成分 ・ヒアルロン酸やセラミド(肌の潤いを保つ)
・ビタミンC誘導体(紫外線によるダメージから肌を守る)
・ナイアシンアミド(肌を健やかに保つ) など

これらの成分が配合された化粧品を継続的に使用することで、肌の弾力を保ち、たるみの進行を防ぐことが期待できます。

スキンケア効果で直接「コラーゲン」が増えることはない

スキンケア製品には、「コラーゲン配合で弾力アップ」とうたわれているものがあります。
しかし、それを使用してもコラーゲンそのものが肌の中で増えるわけではない点に注意が必要です。


なぜなら、冒頭でも解説したようにスキンケア製品は肌の真皮層まで浸透することがないためです。
スキンケア製品に含まれているコラーゲンは、主に肌表面に潤いを与え、保湿効果を発揮するために配合されています。


そのため、コラーゲン配合のスキンケアは、肌の保湿などには一定の効果がありますが、肌の弾力を高める直接的な働きはありません。

3.【治療】たるみの改善策7つ

繰り返しになりますが、前章で解説したセルフケアは、たるみをゆっくりと改善したり予防したりするためのケアです。

たるみの改善に即効性や効果の高さを求める場合は、以下のようなクリニックでのたるみ治療が必要です。

即効性 ダウンタイム 概要 費用の目安
糸リフト 2日~1週間 糸で肌の下の組織を引き上げる 24〜42万円
ヒアルロン酸注射
(注入)
2~3日 肌の下にヒアルロン酸を注入してボリュームを出す 7〜10万円
HIFU(ハイフ) 1~3日 超音波を照射してコラーゲン生成を促す 3〜10万円
脂肪溶解注射 2~3日 脂肪を分解・排出を促す 4万~12万円
RF(高周波)治療 1~2日 熱エネルギーを肌に照射してコラーゲン生成を促す 10~30万円
RFマイクロニードル治療 1~3日 極細の針で真皮に直接熱エネルギーを加えコラーゲン生成を促す 6~10万円
フェイスリフト
(切開リフト)
1~3ヶ月 皮膚を切開し、たるんだ皮膚を引き上げる 100~300万

3-1. 糸リフト

費用の目安 4〜7万円/1本
ダウンタイムの目安 2日~1週間
効果の持続期間 6ヶ月~1年半

糸リフトとは、溶けるタイプの吸収糸を使用し、肌の下の組織を引っ掛けることで、たるみを根本からリフトアップする治療です。

施術直後からリフトアップ効果を実感できるほど即効性が高いことが特徴です。

費用は、糸1本あたり4~7万円ですが、一般的には数本ずつ使うため、実際の費用目安は以下の通りです

本数の目安 費用の目安
ほうれい線 片側3本/合計6本 24〜42万円
フェイスライン 片側3本/合計6本 24〜42万円
顔全体のたるみ 片側6本/合計12本 48〜84万円
顔全体の強いたるみ 片側10本/合計20本 80〜140万円

上記のように、強いたるみには糸の本数を追加して対応します。

使用本数が増えるほど費用は高くなるため、糸リフトを行うときは、事前に必要な本数と総額を十分に確認することが重要です。

3-2. ヒアルロン酸注射(注入)

費用の目安 7〜10万円/1cc
(使用する薬剤によって異なる)
ダウンタイムの目安 2~3日
効果の持続期間 約6ヶ月

ヒアルロン酸注射は、ヒアルロン酸を肌の下に注入することで、たるみや顔全体のボリューム感などを改善する治療です。

注入されたヒアルロン酸が肌を内側からリフトアップし、たるみやくぼみを目立たなくさせます。

ヒアルロン酸は、部位によって違いがあるものの、通常0.5〜2cc注入されます。

注入後はすぐにたるみの解消が実感できる即効性の高い治療ですが、持続期間は半年程度と短く、効果を持続させるためには定期的な治療が必要です。

3-3. HIFU(ハイフ)

費用の目安 3〜10万円/顔全体
(使用する機器によって異なる)
ダウンタイムの目安 1~3日
効果の持続期間 6ヶ月

HIFU(ハイフ)は、特殊な超音波を使ってコラーゲン生成を促す治療です。
超音波による熱エネルギーが肌の内部にダメージを与えることで、真皮層でのコラーゲン生成を活性化させ、肌のハリや弾力を高めます。

ダウンタイムはほとんどなく、赤みが出た場合でも通常1~2週間程度で自然に解消するのが特徴です。

施術後は約3週間でコラーゲンの生成が活発になり、リフトアップ効果を実感しやすくなります。

この効果は5~6ヶ月程度持続するため、効果を長く保つためには定期的な治療が推奨されています。

【注意】HIFU施術は必ず「クリニック」で受けましょう

HIFU施術はエステサロンではなく、必ず医師が施術する「美容クリニック」で受けてください。


その理由は、エステサロンでのHIFU施術中に事故が多発しているためです。


以下は実際に起きた事故の例です。


・施術後から体がだるくなり、その後2週間ほど口や目元が麻痺した
・施術中から強い痛みがあり、翌日下顎と首の左側にも痺れが出た
・施術後から顔の片面に痛みが発生し、調査時点でも完治していない


これらの事故を受けて、エステ業界の主要団体では、2017年3月以降、エステサロンでのHIFU施術を自主的に禁止しています。


HIFU施術を受けるときは、必ず医師が施術する「美容クリニック」を受診してください。


参考:
エステサロン等でのHIFU(ハイフ)による事故|消費者庁
医師免許を有しない者が行った高密度焦点式超音波を用いた施術について |厚生労働省

3-4. 脂肪溶解注射

費用の目安 2,000円程度/1ml
(使用する薬剤によって異なる)
ダウンタイムの目安 2~3日
効果の持続期間 数年以上

脂肪溶解注射は、注入した部位の脂肪を分解し、排出を促す治療です。
注入量は、減らしたい脂肪の量や薬剤の種類などによって異なり、一般的に20~100ml程度が目安です。

注入量の目安 費用の目安
ほうれい線 2~8ml 4,000~16,000円
頬・フェイスライン 4~12ml 8,000~24,000円
あご下 4~16ml 8,000~32,000円
顔全体 20~60ml 4万~12万円

通常、2~3日程度で効果を感じはじめ、約3週間程度ではっきりと効果がわかるようになっていきます。

3-5. RF(高周波)

費用の目安 10~30万円/顔全体
(使用する機器によって異なる)
ダウンタイムの目安 1~2日
効果の持続期間 6ヶ月

RF(高周波)は、熱エネルギーを肌に照射することで肌のハリや弾力の改善を促す治療です。
高周波による熱が真皮に働きかけ、コラーゲンの生成を促進します。

この施術は、顔全体の引き締めやリフトアップに効果があり、とくにあごやフェイスラインを整えたいときに効果的な治療です。

また治療中の痛みが少なく、負担が軽いのも特徴で、一部の機器では施術後すぐにメイクをすることもできます。

3-6. RFマイクロニードル治療

費用の目安 6万~10万円/顔全体
(使用する機器によって異なる)
ダウンタイムの目安 1~3日
効果の持続期間 1~3ヶ月程度

RFマイクロニードル治療は、極細の針(マイクロニードル)を使って真皮に直接RF(高周波)の熱エネルギーを加え、コラーゲン生成を活性化させる治療です。

針による刺激によって肌の自然な修復力が働き、ターンオーバーの促進効果も期待できます。
個人差はあるものの、数日から数週間でたるみの軽減効果を感じ始め、効果は1~3か月ほど持続します。

RFマイクロニードル治療に使用される機器には複数の種類がありますが、特にポテンツァと呼ばれる機器が主流です。

この機器は真皮に薬剤を均一に浸透させる「ドラッグデリバリー機能」を搭載しており、針による刺激の効果に加えて、薬剤の効果も同時に得られる点が特徴です。

3-7. フェイスリフト(切開リフト)

費用の目安 100~300万/顔全体
ダウンタイムの目安 1~3ヶ月
効果の持続期間 5年~10年以上

フェイスリフトは、手術で皮膚を切開し、たるんだ皮膚を引き上げる治療です。

余分な皮膚を除去することで顔全体を引き上げることができるため、深いしわや強いたるみの改善に効果的です。

非常に効果が高い一方で、一般的な外科手術と同様のリスクが伴います。

さらに繰り返し施術を受けることで肌の自然な質感が失われ不自然な外見になる可能性があります。
通常は50代から60代以降に行うたるみの改善法です。

一見即効性が高い治療に思えますが、ダウンタイムが数ヶ月以上かかるため、実際には即効性が高いとは言えません。

4.速攻でたるみを改善したいときはクリニックに相談しよう

ここまで、セルフケアと治療の両面から、たるみを改善する方法について解説していきました。

ただし繰り返しお伝えしているように、スキンケアなどのセルフケアでは、たるみを今すぐに改善することはできません。

もし本気で今すぐ劇的にたるみを改善したいのであれば、セルフケアではなく、クリニックでの治療を検討することをおすすめします。

2. 【セルフケア】たるみの改善策5つ」で説明したように、セルフケアでできるたるみ改善の主な目的は以下の2つです。

  • 長期的に取り組むことで少しずつたるみを軽減する
  • 予防的にたるみにくい肌を目指す

セルフケアではたるみの主な原因である「真皮のコラーゲン不足」や「表情筋の衰え」を直接改善することはできません。

そのため、今すぐたるみの劇的な改善を望むのであれば、専門家がいるクリニックでの相談が最も効果的です。

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5.たるみを改善するクリニック選びのポイント5つ

前章の内容を読んで「さっそくクリニックで相談しよう」と思った人もいるでしょう。

しかし、ちょっと待ってください。
たるみ治療は顔の印象を左右する可能性がある重要な治療です。

とはいえ、信頼できるクリニックはどのように判断すればよいのかわからないですよね。

たるみ治療を相談するクリニックを選ぶときには、以下のポイントを参考にしてください。

  • 担当医師の実績が豊富なクリニックを選ぶ
  • 最新機器が揃っているクリニックを選ぶ
  • カウンセリングが丁寧なクリニックを選ぶ
  • アフターケアが充実しているクリニックを選ぶ
  • 通いやすいクリニックを選ぶ

ここからは、上記のポイントについてそれぞれ解説していきます。

5-1. 担当医師の実績が豊富な
クリニックを選ぶ

クリニック選びで特に重要なのは、施術を行う医師の技術力です。

技術力の低い医師による治療では、肌に針の跡が残ったり顔のバランスが左右非対称になってしまったりするリスクがあります。
期待した効果が得られないばかりか、最悪の場合、修正が必要になる可能性もあるでしょう。

そこでクリニックを選ぶときには、まず以下のような方法で施術実績を確認することが大切です。

  • 公式サイトの施術実績を確認する
  • 施術前後の写真を見る
  • オンラインでの口コミや評価をチェックする
  • 医師の名前で検索して調べる など

たるみ治療を相談するときは、豊富な実績と技術力を持つ医師に依頼できるようしっかりとリサーチを重ねましょう。

5-2. 最新機器が揃っているクリニックを選ぶ

クリニックを選ぶときには、最新の機器が豊富に揃っているクリニックを選びましょう。

治療機器や薬剤を豊富に取り揃えているクリニックは、一人ひとりの肌の状態やたるみの深さに応じた最適な治療を提供できる可能性が高くなります。

また美容医療の分野では技術は日々進化しており、より効果的で肌への負担が少ない最新機器が次々と開発されています。

最新の医療機器を導入しているクリニックでは、従来の機器や治療法よりもよりダウンタイムが短く、より効果的な治療を受けられるでしょう。

クリニックの施術内容や医療機器を確認する方法として、以下のような方法があります。

  • 公式サイトを確認する
  • 口コミサイトやSNSの評判をチェックする
  • クリニックに直接問い合わせる など

上記のような方法で確認をして、充実した設備を備えたクリニックを選ぶことでより自分に合った最適な治療法を見つけることができますよ。

5-3. カウンセリングが丁寧な
クリニックを選ぶ

クリニック選びでは、クリニックの「カウンセリングの丁寧さ」を必ずチェックしてください。

なぜなら、前述したようにたるみ治療は顔の印象を大きく変える可能性があるからです。
フェイスラインや目元、口元の変化は、顔の印象を左右します。

そのため、事前のカウンセリングで治療による変化やリスクなどについてしっかりと理解する必要があります。

具体的には、以下の点をチェックしてカウンセリングの質をチェックしましょう。

  • 治療の効果や変化について具体的な説明があるか
  • リスクやダウンタイムについて説明があるか
  • 疑問点や不安な点を質問したら丁寧に分かりやすく説明してくれるか
  • 「話しやすい」「質問しやすい」感じられる雰囲気がある医師か など

クリニックを選ぶときには、上記のようにじっくりとカウンセリングを行ってくれるクリニックを選びましょう。

5-4. アフターケアが充実している
クリニックを選ぶ

たるみ治療を相談するクリニックは、アフターケアが充実しているクリニックを選びましょう。

たるみ治療後の肌は普段よりも敏感な状態になっているため、治療当日だけではなく治療後のケアがとても重要です。

また、治療の種類によっては、以下のようなさまざまな注意点があります。

  • 施術後1週間は顔のマッサージを控える必要がある
  • 数週間は激しい運動や過度な飲酒を避けるべき
  • なるべく仰向けで寝るべき など

これらの注意点について詳しく説明し、定期的な経過観察を行ったり、すぐに相談できる体制を整えていたりするクリニックがおすすめです。

治療効果を長く保ち、より満足のいくたるみ治療を行うためにも、アフターケアが充実したクリニックを選びましょう。

5-5. 通いやすいクリニックを選ぶ

たるみ治療を相談するクリニックを検討するときには、通院のしやすさも重要な判断基準のひとつです。

一般的に、たるみの治療は一度で終わりません。
多くの場合、初回はカウンセリングから始まり、その後複数回の治療を行います。

また、「3. 【治療】たるみの改善策7つ」で解説したように、多くの治療では効果を持続させるために定期的な施術が必要です。

そのためクリニック選びの際には、下記のように通いやすさも考慮しておきましょう。

  • 自宅や職場・学校から通いやすいか
  • 営業時間が自分に合っているか(夜間/土日診療を行っているか など)
  • 予約が取りやすいか(予約システムの使いやすさ/曜日ごとの混雑状況 など)
  • 予約のキャンセルがしやすいか など

このように、納得のいくたるみ治療を行うためには、通院のしやすさという視点からのクリニック選びも重要です。

6.まとめ

この記事では、たるみを改善するために、原因別の改善方法について解説しました。
最後に記事の内容を振り返りましょう。


〇たるみは原因によって、主に次の3種類に分けられます。

たるみの種類 主な原因 主なセルフケア 主な治療
皮膚の弾力低下によるたるみ 加齢や紫外線などによるダメージ ・美顔器
・食生活
・紫外線対策
・スキンケア
・糸リフト
・ヒアルロン酸注射(注入)
・RF(高周波)
・HIFU(ハイフ) など
骨格の構造変化によるたるみ 加齢 - ・糸リフト
・ヒアルロン酸注射(注入) など
脂肪と筋肉の変化によるたるみ 肌の重み - ・RF(高周波)
・HIFU(ハイフ) など

〇自分でできるたるみの改善策は主に以下の5つです。

  • 美顔器で肌を刺激してコラーゲンを作る
  • 食生活を改善してコラーゲンを作る
  • 表情筋トレーニングで筋力を鍛える
  • 紫外線対策をして肌の老化を防ぐ
  • スキンケアで肌の弾力を高める

ただし、セルフケアによって「たるみを今すぐ劇的に改善する」ことはできません。

〇自分でできるたるみの改善策は主に以下の5つです。

即効性 ダウンタイム 概要 費用の目安
糸リフト 2日~1週間 糸で肌の下の組織を引き上げる 24〜42万円
ヒアルロン酸注射
(注入)
2~3日 肌の下にヒアルロン酸を注入してボリュームを出す 7〜10万円
HIFU(ハイフ) 1~3日 超音波を照射してコラーゲン生成を促す 3〜10万円
脂肪溶解注射 2~3日 脂肪を分解・排出を促す 4万~12万円
RF(高周波)治療 1~2日 熱エネルギーを肌に照射してコラーゲン生成を促す 10~30万円
RFマイクロニードル治療 1~3日 極細の針で真皮に直接熱エネルギーを加えコラーゲン生成を促す 6~10万円
フェイスリフト
(切開リフト)
1~3ヶ月 皮膚を切開し、たるんだ皮膚を引き上げる 100~300万

今すぐ劇的にたるみを改善したい場合は、セルフケアではなく、クリニックでの治療をご検討ください。