脱毛リゼクリニック TOP > 脱毛の基礎知識 > 永久脱毛は本当に「永久」なの?
永久脱毛は本当に「永久」なの?
2014.12.19
*2021.01.21更新*
意外と間違った認識を持った人も多いかもしれませんが、永久脱毛をしても毛が生えてくる可能性はあります。
現状、日本では明確な定義がありませんが、永久脱毛を簡単に言うと、『高い減毛率を長期間にわたり維持できる脱毛法』という意味です。
FDA(アメリカ食品医薬品局) によると、永久脱毛の定義は、『一定の脱毛施術を行った後に再発毛する本数が、長期間において減少し、その状態が長期間に渡って維持されること』とされており、その定義に当てはまるものは、医療レーザー脱毛と針脱毛だけです。
※FDA…米国の政府機関で「保健・福祉省」に属します。
医療レーザー脱毛はレーザーの高い熱によって、毛の元となる毛母細胞や、毛の幹細胞を作るバルジ領域を破壊します。レーザーはメラニン色素(黒色)に反応するので、メラニン色素を多く含んでいる毛根に照射すると熱で細胞が破壊され、毛が生えてこなくなります。
メラニン色素が反応するのは成長期の毛だけですが、全体の毛で成長期の時期に入っているのは約10%~20%ほどなので、効率よく脱毛を進めていくには毛周期にあわせて施術を行っていくことが重要です。
エステサロンで行える光脱毛は毛根にダメージを与えることしかできず、毛根を破壊することができません。そのため、ダメージを受けた毛根は一時的に毛が生えてこなくなるだけで、しばらくするとまた必ず生えてきます。
つまり、エステサロンや家庭用脱毛器で脱毛を実感するには、永続的に照射し続けなければならないということです。
針脱毛は毛穴に電気針を挿入し、毛根に弱い電流を流すことで細胞を破壊します。一度電気を通したら、その毛穴からは二度と毛が生えてくることはなく、確実に毛をなくすことのできる方法です。
針脱毛には大きく分けて『絶縁針脱毛』と『美容電気針脱毛』の2種類がございます。
絶縁針脱毛は針の先端以外は絶縁体に包まれており、電流が肌には触れず毛根だけに熱を通すことができます。
医師や看護師といった有資格者のみ行えるので、医療機関でのみ施術が可能です。施術を行う前に血液検査が必要となります。
美容電気脱毛は先端の丸い電極を毛穴に挿して微弱の電流を流していきます。
美容電気脱毛の中でも電気分解法、フラッシュ法、ブレンド法と3つの方法がありますが、多くのところでフラッシュ法が用いられています。
現在、エステサロン等でも気軽に美容電気脱毛が行えておりますが、本来、毛根(毛乳頭)を破壊することは医療行為です。針脱毛はやけどのリスクだけでなく、針を挿すことで感染症などのリスクもあるので、医師や看護師がいる医療機関で施術を受けることを推奨します。
※当院で行う施術は医療レーザー脱毛のみのため、針脱毛の施術は行っておりません。
友だちに教える
医師によるカウンセリングは無料です。
お気軽にご来院ください。
※下記の電話番号は初診専用です。再診のご予約を希望の方はこちらをご確認ください。